曇り、17度、90%
私が、KEITA MARUYAMAの服が好きよ、と言うと、皆さん目をまん丸くなさいます。そんなに驚かないでください。どう見ても女性的な服装は似合わないとご存知です。いえ、一番ご存知なのはこの私。好きなので、毎シーズン発表される新しい服を見てはいいなあと思います。分かっています、どうも私にはそぐわない服です。もちろん、分かってはいるけど試着したことがあるから、はっきり分かっています。試着だって一度や二度ではありません。
KEITA MARUYAMAのことを知ったのは20数年前のこと、キャトルセゾンでATUKI ONISHIの下で働いていた時からです。なんか彼の描く花柄が好きで、当時はフローラルといえばやはり高田賢三でしたが、ケンゾーの花柄とは違った優しい花柄です。服は似合わないので、と、布のバックを買いました。 ポピーの花柄です。このバックを持っている時ですら、らしくないと言われます。でも、好きなものは仕方ありません。好きですから、持ち続けて、端もぼろぼろ。ぼろぼろになっても捨てきれず、20数年前のぼろバックは、未だに手元にああります。
布バックだって似合わないと思われるほどですから、ハンカチで我慢します。毎シーズン毎シーズン、デパートのハンカチ売り場に並ぶとは限らないのが、KEITA MARUYAMAのハンカチです。見つけた者勝ち。うまく巡り会うことが出来ます。日本にいないので、たまにしか行けないハンカチ売り場、たまに出ているKEITA MARUYAMAのハンカチを見つけると、嬉しや嬉し。
ハンカチだって、好きなので度々使います。すると、あちこちで落としてしまいます。今残っているのは、3枚だけ。 こんな優しい白刺繍のハンカチ、もったいないけど、大事な時に使います。ブルーのハンカチはデイジーの花柄です。少し薄めの生地で出来ています。
取って置きは、 こちら。これは色違いで紺も持っていましたが、やはりなくしてしまいました。何が取って置きかって?このスチュワーデスさんのスカートは、めくれます。ちょっとめくった写真です。はい、めくると、スチュワ−デスさんのパンツが見えます。こういう、遊びが好きです。このスカートをめくっては、ニンマリする私です。
白とブルーは新しい物ですが、この赤いハンカチはかなり古い物です。
ハンカチぐらいなら、らしくないとは言われません。一人楽しむKEITA MARUYAMA の世界です。