チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

美味しいお塩  「雪塩」

2017年12月10日 | 日々のこと

曇り、11度、52%

 結婚したての頃は専売公社のお塩しか売っていな時代でした。どこの家も使うお塩は専売公社のお塩だけ。日本各地の特徴のあるお塩が店頭に並んだ時は驚きでした。そして今では世界中のお塩が日本で手に入ります。ヒマラヤのピンクのお塩は綺麗です。香港生活の当初はお塩、お砂糖の違いに戸惑いました。藁くずが混ざったお塩まで売られていました。お塩一つで苦労したものです。そんな香港でも日本の各地のお塩が日系のスーパー、デパートで買えるようになりました。

 「シシマース」「伯方の塩」を気に入って使っています。沖縄のお塩、瀬戸内海のお塩、海のお塩です。先日、沖縄の「雪塩」というお塩を頂戴しました。封を切って名前の由来がわかります。雪のようなフロストタイプのお塩です。 細かくてサラサラ。お塩のお味は千差万別、お湯に溶かして塩加減を確かめます。すっきりした塩の味の後に柔らかな甘みが口に広がりました。この甘みがミネラルが作り出すものだそうです。精選されたお塩にはないお味です。まずは沢庵の下漬けにこのお塩を使ってみました。次に毎朝焼くパンをこのお塩に変えました。パンは小さなフランスパンです。お塩の味と小麦粉の味が前面に押し出されるタイプのパンです。小麦の味の後からじんわりと塩味が出て来ます。また一つ美味しいお塩に出会えました。

 塩梅とも言われるように塩加減、塩の味は食べるものを左右します。おうちの好みにあった美味しい塩を探すのも楽しいものです。ずいぶん後で知ったのですが、香港で見た藁の入った湿っぽいお塩は、洗剤がわりに使う塩だそうです。まな板をゴシゴシなどに使います。訳も分からず求めたフランスのお塩もそんな湿った海の匂いのする塩でした。塩の殺菌作用を生かした使い方です。お塩の味がわかる、水の美味しさがわかる、これも年齢のおかげです。さあ、今日のお昼には真っ白なご飯を炊きます。このご飯で「雪塩」のおにぎりを作ります。おにぎり、フランスパンは塩の味が一番わかります。楽しみなお昼ご飯です。

 

コメント
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