晴、8度、55%
クリスマスが近づきました。ポツポツとクリスマスカードが届きます。毎日のようにメールのやり取りをしている友人からもやって来ます。私は長年の癖で12月に入るとすぐにクリスマスカードを出します。海外だってエアメールなら1週間ほどですが、クリスマスカードというより「季節のご挨拶」としてのカードです。
カードの中も印字されていますが、封筒の表書きや添えられた言葉のその字に懐かしさとともに友人の顔が浮かびます。カードの送り主の中にはすでに80歳を超えられた長いお付き合いの方もあります。流れるような美しい字を書かれるこの方、今年はいつもの字とは違います。封筒ののり付けも歪んでいます。「もしかしたら、お身体がどこか?」と心配です。「年が明けたらお電話しよう。」そんな思いがよぎります。
「バースデーカード」が一枚、並ぶ犬の中に一匹のパグがいます.「あれ?」中に添えられた言葉には、「モモくんの誕生日に送るために買ったものです。」と書かれています。早速モモさんに見せました。嬉しいカードです。
年賀状と違いクリスマスカードは気取らないお親しくさせていただいている方に出します。メールのやり取りですっかりポストに届く手紙の数が減りました。この半月、お正月の年賀状がやってくるまでのこの時期はポストを覗くのが楽しみです。
いただいたカードは、 居間の飾り棚のカードホルダーに挟みます。今年はエアメールのシールを貼ったカードは10枚ほど、日本の友人の宛先に「JAPAN」と書かないで出しました。30年ぶりの日本です。年賀状も出し終えました。ポストをちょくちょく覗きます。友人の健康を思い、この一年また私を支えてくれたことを感謝します。