曇り、8度、42%
玄関にシクラメンを飾りました。30年ぶりの日本で初めてみた紫に近いシクラメン、あまりに綺麗な色に心を奪われましたが、色は真紅、ただ昔にはなかった花びらにフリジンの入ったものを求めました。赤は華やかさ、喜び、祝いを意味します。これからの季節にぴったりです。
売られているものの中で一番大きなシクラメンを求めました。いつもはツボを置いている入って右手の靴箱の上です。 このシクラメンを置くといっぺんに明るくなりました。和風の玄関です。格子の引き戸ですから明かりは入ります。年末までは赤いシクラメンは玄関で人をお迎えします。
シクラメンを飾ってみて初めて気付きます。やたらに広い玄関です。たたきに2段の階段がついていて上に上がります。入って左にも同じように靴棚があり、 年末まではこんな飾りです。小さい頃から見慣れた玄関です。こうして自分で整えるようになって広さに気付きました。たたきには椅子が2脚置かれています。友人と「小さなテーブルだって置けるね。」と冗談をいったこともありました。漆喰の白壁、日本風のこの玄関にはたくさんの物を置かないように心がけています。
シクラメンの赤い花は少し洋風です。このシクラメンの横には、 こうしてモモさんの写真がいつもあります。「お帰りなさい。」「いらっしゃい。」私は玄関を入ると必ずこの写真に「モモさん、今帰ったよ、ただいま。」と声をかけます。
シクラメンの花を最後まで咲かせましょう。そして、夏越えを試みるつもりです。来年、また咲かせたい、30数年前からの私の希望です。シクラメンさん、我が家にようこそ。