マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

昭和56年 東海道本線ローカル:111系・113系混色編成

2010-04-08 07:13:00 | その他電車
おはようございます。
昨日はせっかく久し振りに早めの帰宅となったのですが、疲れてダウンしてしまいました。ちょうど新しい仕事の係内研修で、老朽化したアタマに詰め込むことに厳しさを感じますね。今日も研修→歓送迎会で、お疲れの1日となりそうです。

アップが遅れましたが、今日のネタは私的には珍しい、東海道本線東海区間の普通列車の写真です。



昭和56年8月21日 富士駅にて

昭和52年から56年くらいは、全国的に国鉄型淘汰が行われた頃でもあり、客車列車の電車化・気動車化はもとより、旧型国電が急ピッチで淘汰された時代でもあります。
旧型国電の新性能化にあたり、113系2000番代や115系1000番代といった国鉄型最終版とも言える車両たちが続々と投入されました。
この写真も身延線の新性能化にあたり、何度か訪れた時の写真のうちの1枚です。
当時、旧型国電に没頭していたので、新性能車である113系や115系などは眼中になかったわけですが、混色編成というデザイン感覚を麻痺させるような編成というのは放っておけない存在だったため、乗り継ぎの合間に見た同列車だけは撮影していたようです。

先頭車のクハ111ですが、おそらくは横須賀線あたりで使用されていた初期113系で、窓周りを見る限り0番代で間違いないでしょう。横須賀線・総武快速のスルー運転により、冷房車や冷房準備車が優先配置となり、本格的な改造を要する基本番代を手放して都落ちさせたのではないかと思われます。

連なる車両はモハ111系となっており、グローブ型ベンチレータを搭載しています。北方面に住む私としては、あまり出逢える機会が少なかった車両でもあり、記録としても希少なものとなります。

クハ111の方向幕は未だ準備すらされていないことから、短編成化に合わせて取り急ぎ手当てしたような様子も見て取れますし、なかなか面白いものではないでしょうか。悲しいことに、当時はフィルム現像も自分で行っていたため、カラーでないのは残念なところです。
写真は大きくなるようしましたので、ジックリご覧いただきたいと思います。

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コメント (6)
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