こんばんわ。
今日は久し振りにローカルシリーズから。
長野県松本駅から分岐して走るローカル私鉄、松本電気鉄道。
まるで縁のないローカル線ですが、大糸線に旧型国電を撮りに行った際、一度だけ大糸線の普通列車の車窓から撮影したことがありました。
昭和56年7月22日 松本駅にて
当時は戦前型国電淘汰という一大転機を迎えていた時代であり、いくら旧型と言えども戦後生まれはまだ若いイメージがありました。それでも70系や80系も廃車が進んでいたことを考えると、いくら斬新なイメージのある日本車輌の標準型といえど、本来は記録しておくべき地位にあったと思いますが、やはり国鉄オンリーな私としては、あまり興味の対象外だったんですね。
写真は日車標準型と呼ばれるモハ10形で、片方はモーター車ですが、もう片方は全く同じ形をしていながらクハとなっています。これは電装解除に由来するもので、松本電鉄ではただ1両だけの珍車でした。クハなのに両運転台というのもおかしなイメージですね。
現在は井の頭線の車両が派手なアルピコ塗装で活躍していますが、その昔はあまり変わり映えのない旧型を使用した地味な路線だったんですね。
車窓からとはいえ、偶然に撮っていたこの写真も、遠くなりつつある昭和の記録となっています。
今日は久し振りにローカルシリーズから。
長野県松本駅から分岐して走るローカル私鉄、松本電気鉄道。
まるで縁のないローカル線ですが、大糸線に旧型国電を撮りに行った際、一度だけ大糸線の普通列車の車窓から撮影したことがありました。
昭和56年7月22日 松本駅にて
当時は戦前型国電淘汰という一大転機を迎えていた時代であり、いくら旧型と言えども戦後生まれはまだ若いイメージがありました。それでも70系や80系も廃車が進んでいたことを考えると、いくら斬新なイメージのある日本車輌の標準型といえど、本来は記録しておくべき地位にあったと思いますが、やはり国鉄オンリーな私としては、あまり興味の対象外だったんですね。
写真は日車標準型と呼ばれるモハ10形で、片方はモーター車ですが、もう片方は全く同じ形をしていながらクハとなっています。これは電装解除に由来するもので、松本電鉄ではただ1両だけの珍車でした。クハなのに両運転台というのもおかしなイメージですね。
現在は井の頭線の車両が派手なアルピコ塗装で活躍していますが、その昔はあまり変わり映えのない旧型を使用した地味な路線だったんですね。
車窓からとはいえ、偶然に撮っていたこの写真も、遠くなりつつある昭和の記録となっています。