蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

タイプ別、読み方、楽しみ方

2011-02-18 | 趣味

さて、新規投稿画面。
パソコン画面に向かって、今日のわたしは、なに思う?


半年前に訪れた、ベトナムの景勝地ハロン湾。
昨日、観光船が沈没して、日本人大学生が亡くなったようだ。
まだ20歳。

昨年のハロン湾が目に浮かぶ。
多数の観光船が、島々の間をゆったり行き来していた。
見渡す限り海ばかり、太平洋ひとりぼっち、というわけでもないし、
ひっくり返りそうな嵐の中でもないし、
沈んでも、船と船の距離も、陸地との距離も、そう離れていないから大丈夫と思ったが、
就寝中の夜明けごろ、突然に船底が割れて、ということなら、事態は深刻だろう。
まだお若いのに、こころが痛む。


話は、変わって・・・

ブログというものが、こんなに広く簡単に、読んだり発信したりできるとは想像していなかった。
出版物ではない、普通の一般人の書くものは、作家の作品や、雑誌の記事とは、また違う。

同人誌より、まだ素人枠の人々が、好きなように、書いている。
そこで、ひとさまのブログを読んで、思うこと。

何人ものブログを読んでいると、共通点がある。

年代。
性別。
属性、職業。
個性。(趣味、感性、文体、表現法)
内容。(なにを言いたいか、どう思っているのか)
ターゲット。目的。(だれに向けて言っているのか)
 例えば、内向きのもの→自分の考えをまとめるため。自分のつぶやき。
 外向きのもの→ひとに聞いてほしい、自慢したい、啓蒙・啓発、広めたい、PRしたい。

そのあたりで、いくつものブログが、分類される。

例えば、昨日、わたしが取り上げた、熟年・婚活あけすけ・ブログ
どこかで、こういうタイプのもの、読んだことがあるなあ・・・と思って記憶の糸を辿ると・・・
女性、ホワイトカラー専門職(あるいは、大企業・事務職)、
自立できる、自分で稼ぐ経済力があり、仕事が終わったあと、行動日記代わりに毎日、つぶやく。
外では本音(クビになるほどの)が吐けない、常識人なので、ブログでは、思いっきりリラックス。
本音がウケて、意外と訪問数が多いので、毎日、書くのが、おもしろくなってくる。
ストレス解消と、世間からの手ごたえ、反応が、同時に味わえ、一石二鳥。
特徴は、時間が、たっぷりあるわけではないことと、
合理性を追求し、長年、能率よく仕事をこなしてきた経験から、
だらだら、くどくどではなく、あっさり、まとまっている。

ある、ある、そういうブログ、前にどこかで読んだブログと、人物像が、とても似ている。


そのほかに・・・こういうの、あるある・・・と言えば・・・

年齢の高い男性。
文体が、性別・年齢による共通点、特徴がある。
これは、わたしにも言える。
おばさん独特の文体。年代、時代の背景も大きい。


文体って、好みのうえで、大事かも。
内容が一番、大事なのだけれど、これだけ、わんさかブログが氾濫していると、
クセのある、読みづらいものより、
ぱっぱと、楽しく、リズミカルに読めるもののほうが、いい。

ブロガ―さんたちは、アマチュアなので、報酬を得ているわけでもないし、
(アフィリエイトで広告収入を得ている人は別として)
訪問数や、ランキングなどで、自己満足や、モチベーションの指標、糧(かて)にしていると思う。

年齢による微妙な内容の違いもある。
自分と、5歳~10歳違うと、やはり、ちょっと違う。
お互い、その年齢になってみないとわからないことがあり、
年齢の違いから来る経験の違いで、違和感を感じることも結構ある。


わたしは、底流にある、原石みたいなもの、それが大まかに感じられると、
そういうブログは、お気に入りになる。
大まかというのは、多少、合わないところがあっても、
自分とこまごま全てが一致することなど、そんな人は、この世に(自分以外には)一人もいないので、
あくまでも、ざくっと。

自分が知らない世界、知らない国、地域を知る、知らない実情を知る、
大きなザックリした感覚で、
よけいなものがそぎ落とされるキッカケにもなるし、発想の転換にもなる。
自分を原点から見つめ直す、基本が載っている教科書みたいな役もしてくれる。

そういうブログに出会えると、とても嬉しい。

 

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