ある、熟年婚活ブログ、続けて読んでいると、
この方、なんだか、かわいらしい正直な人のように思えてきた。
応援したくなってくるから不思議だ。
あけすけで、ズバズバ切る表現で、ちょっとひるんだけれど、それは、正直の現れ。
へんに、オブラートでくるんで、善人ぶるより、スカッとしていて、いいかも。
言いたいことも言えず、カゲで愚痴るより、はっきり言ったほうが、キモチいい。
敵も多いかも知れないけれど、仕事やモノゴトを進めてくうえでは、よけいな探り合いがないかも。
どちらかというと、日本人は、根回しだとか、派閥だとか、そういった、ひと手間、ふた手間かけ、
本音をズバリではなく、もってまわって、ぐるぐる、言葉が世界一周の旅に出かけるようなかんじ。
しかし、結婚や恋となると、また、違ってくる。
やっかいなジャンルだ。
職業、年収、背景(学歴、育ち)、容姿、性格・・・
総合ト―タル点数で、自分の点数と見比べながら判定する。
あるいは、平均点は悪いけれど、ひとつだけ秀でているものがある、とか。
でも、結婚に踏み切るのは、賭け。
イヤな面は、結婚後に出てくるかも知れないし、
ひっかかっていた点は、案外、すんなり行くかも知れないし。
結婚になにを求めているかだろうけれど、
熟年になってからの結婚は、若いころと違って、いろんな面で、難しいと思う。
手探りで、相手との生活相性度をチェック。
住まいに遊びに行ったり、そこで時を過ごしてみたり、sexもちょっと試運転。
買い物と似ている。
どうしようかなあ・・・と、考える時間が長い人と、短い人がいる。
自分は短期間でGoの結論を出しているのに、相手は、まだ、踏み切れない。
いらいら。
目的が結婚じゃないのなら、いらいらする必要もないし、
「じゃ、次!」、と首替えのコマを進める必要もない。
いっしょに生活していけば、山あり谷あり。
そうやってお互い努力して、困難を越えて、愛情なり、愛着なり、情なりが育まれてくる。(と、わたしは思う)
まあ、最初の段階で、この人とは、困難に立ち向かいたくない、と判断してしまったら、それまでだけれど。
勢い、ノリも大事だし。
(これも買い物とよく似ている)
自分というものを客観的に見ることができない人は、結婚はやめたほうがいい。
何回も破綻すると、ややこしい。
それなら、お手軽な、単なるお付き合いでいいのでは。
熟年男性は、自分の理想を追求していくと、アジア系女性になるのかも。
この方程式は、非常に、不愉快だけれど。
日本人女性なら、たいして喜ばない額のお金でも、あちらでは、大違い。
小難しいことも言わないし、女性は、自国にいる家族を養うために、若さと引き換えに、お金のある男性と結婚する。
まして、日本人女性は自分で稼げるぐらいの金額なら、ご主人サマサマなどと、たてまつってはくれない。
お金が稼げて、若くない、日本人女性は、同じような条件の日本人男性とは、なかなかマッチングしにくいのでは。
アジア系女性に払うお金もない、熟年男性では、結婚相手としてはお嫌でしょうし。
女性が、私が夫を食べさせてあげるわ、ぐらいの気持ちがないと結婚はムツカシイか。
でも、たいして、どうってことない好きでもない男性に、稼いできたお金をつぎ込むなどとは、考えられないし。
マッチング、お互いの理想と現実、空白地帯に望みを抱いても、
いずれにしても、ムツカシイ。
社交ダンスをされている女性方を見ていると、とても美しい方がおられる。
もともと美人なうえに、着飾って、きらきら。
年齢が高くても、ああいう華やいだ美しさがあれば、男性も、なびくんじゃないだろうか。
(あ、ちなみに、わたしは、着飾らないし、美しくない部類です)
男性が女性に望むものが、美と、家事能力で、女性が男性に望むものが、経済力だとすると、
マッチングしやすかったんだろうけれど、女性は自立して変わりましたから。
(実際に自立できていない女性は、実体が伴わないと、いくら声高に叫んでも、だめ)
自立しても、自立しなくても、結婚はムツカシイってことですか、ね。