蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

「投資と成果」を比較してみた

2012-01-17 | 趣味

日曜日に、ダンスパーティに行った。
大阪府下ではあるものの、一度も訪れたことのない地。
たいがい、仕事では、あっちこっち行っているが、案外、遠いような近いような場所には
行ったことがないようだ。

パリも、大阪府下も、初めて行く場所は、わたしにとっては、新鮮。

会場は、実に、おもしろいというか、不思議なロケーション。
隣はパチンコ屋、ななめ前は大手・餃子チェーン店。
いやはや、なかなか賑わいのある場所です。

こんな場所で、ダンスパーティが・・・?
ちょっと、イメージわかないなあ・・・
しかも、会場は、一階、ドアを押したら、いきなり、そこ。
なんのパーティションもなく、目の前がフロアー。
「会場は、どこですか?」と訊ねる手間がなくて、まあ、わかりやすくていいが。

パーティチケットもお安いし、主催される方の地元のようなかんじだし、
都心にはない、ローカルっぽさが、いい味を醸し出していた。

まず、ダンスウエアに着替えようと、女性更衣室に入ると、驚きの皆様。
付けまつげやら、派手派手ドレスやら、日ごろは、まったく、絶対に縁がない、(わたしもですが)、
そういった、ご年配の方々が、わーわーきゃーきゃー、騒いでいた。
たいへん、カシマシイお部屋だった。

開始時間が来たが、挨拶がまた長い。だれが、聞く? 
時間つなぎのような、延々つまらない挨拶の後、発表が次々と行われる。

一番、はじめは、各グループが同時に一斉に出て、同じ曲で踊る。
グループごとに、揃えられた衣装が楽しい。(=おもしろい)
振り付けも、グループごとに違っていて、楽しい。(=おもしろい)
明らかに、参加した人の勝ち。
見ている人は、意味なし。
というか、どこに目をやっていいのやら、誰を見ていいのやら、わたしは、苦労した。
見てもいいのやら、見ては失礼なのやら(その発想自体が失礼!?)・・・・

コレは、ダンスなのか、なになのか・・・よくわからないけれど・・・
まあ、ダンスは楽しむものですので、それはそれで、大いに意義があり、健康にもよろしい。
(ナニ様になっている?! 招待されたコメンテイターになっている?!)

次は、各グループごとのダンス。
その度にドレスを着替えてこられる人もいる。(着替えない人もいる)
ドレスも素晴らしいが、めげずに、はみ出たお肉も素晴らしい。

そして、その次は3組同時に発表。
うち1組がお上手。(遠くから参加された[あるいは、招待された?]セミプロみたいなペア?)
その1組を見ようとするのだが、他の組が邪魔になって見えない。
でも、身を乗り出して、特定のペアを見るなんて、きっと失礼なんだろうと思い、ガマンする。
平等に見ないと失礼かと。見るほうも、気を使う。

その後は、1組ずつのデモ。

わたしが個人レッスンで習っているルンバも、何組かが踊られたが、なにか、ちがう。
その中でも、おひとり、へんに、腰をぐにゃぐにゃ、それっぽくしようとして踊っている人がいたが、
個性を重視した踊りなのだろうか。
さらっと手を加えずに踊られるほうが、ずっと見やすい。

ありゃあないやろー、先生はあんなふうに教えてるんだろうか?
なんと、教え方にも、まるで違った方法もあったものだ、と不思議に思った。
好きなように踊りなさい、との方針か?
それとも、あんな踊り方もあるということを、わたしが知らないだけ?
それにしちゃあ、みっともない踊り方だ、とわたしの超・個人的感想。

1組ずつのデモでは、ドレスもキレイに豪華に整えられ、
心臓もバクバク、緊張感が伝わるなか、皆様、一生懸命、踊られていた。
一生懸命ぶりは、応援しがいがある。(知っている人はいないけれど)

同じレベルの踊りでも、
都心の一流ホテルでのデモで、衣装もバリバリにして、お金をかけて、目くらましをすると、見栄えが違うようだ。
かつては、自分もそのうちの一番レベルの低いグループでの団体ダンスに(渋々)出たことがあるので、
人のことは、一切、言えない。
が、衣装は、ボトムは普段のレッスンウエア・パンツに、
上は、手抜きの使いまわし風のお粗末なモノだったので(そんなものでも、レンタル料は、しっかり取られた・・・)、
見栄えすら、しないのだけれど。


プロの先生、大手のカルチャーセンターは、多額のお金を生徒から取って、豪華なデモをする。
発表会は、一流ホテルで場所代がお高いだけでなく、豪華プロゲストを呼んだり、ディナーがついたり
パーティ券をノルマ購入させられたり、お金に余裕がある人しか参加できない。
それに比べ、公民館でのサークルや、地元の先生は、
手ごろなレッスン費、手ごろなデモ出演費で、ダンスをしたい人の裾野を広げる。

衣装や会場費など、お金をかけるか、かけないか、だけで、ダンスのレベルは、あまり変わらない。
お高いほうの出演者でもヘタな人はいるし、お安いほうでも、上手い人はいる。
でも、相対的に見ると、やはり、お安いほうは、あまりお金がかからないからか、
気合をとことん入れておられるという方は少なく、余興や趣味を楽しんでいるというかんじ。
生徒さんでトップレベルは、お値段がお高いほうが断然、上。
都心のほうが、人間の数が多い中で切磋琢磨され、トップの質が高くなっているようだ。
先生ご自身のダンスレベルも、お高い方が上?(先生の年齢にもよるけれど)


で、費用が高いグループと、安いグループ、レベルや人数の比較、
わたしが今まで見たなかでの、まとめです。

○下レベルは、ほぼ同じレベル。
(お値段、高いほうは、あまりこのレベルはいない。でも、少数だけど、いる。
お値段、安いほうには、このレベルは大勢いるので、低いレベルでも引け目は感じる必要なし。
そしてさらに、それより低いレベルの人もいる)

○中級レベルは、だいたい同じレベル。
(高いほうにはこのレベルの人が多いが、それより上のレベルの人もいる。
安いほうは、ほとんどがこのレベル止まり。中の上の人もいるが、少ない)

○トップレベルは、お高いほうにはいるが、お安いほうには、いない。


上を目指すのであれば、やはりそれなりの先生に教えてもらうことが必要。
楽しく、わいわい踊るのであれば、お安いほうで十分。
お安いほうのパーティしか行かなければ、レベルの高い人のダンスを見ることはないので、
劣等感にさいなまれることもなく、楽しいダンスが続けられる。

辛口・コメンテイターとしては、
もし、実力が下レベルなら、お高いほうには出演しないこと。
お金の力で飾れば飾るほど、みっともない。
底上げするにも、最低レベルをクリアしないと無理。
どうしても出演したいなら、それはそれで、ご自由に。

ドレスや会場やらには、決して、惑わされない、わたしのような、嫌味な人間は、
人のことをあれこれ言うヒマがあれば、自分がもっと練習に精進すべき。


ちなみに、
基礎が出来てない人には、応用を教えない、という頑固な信条の先生のクラスを
せっかく初級2年3ヶ月の後にやっと、去年1月に中級にあげてもらったのに、わたしは今年から辞めた。
基礎がすべて出来る日は絶対に来ない人に、そんな方針では、一生、踊れないってことがわかったから。
そして、せっかく中級に上がったのに、応用の内容が、あまりにもチマチマ小さな小さな世界に止まっていることと、
お手本とすべき中級の先輩方がお上手じゃないこと、わたしが理想とするダンスとは程遠いことだ。

英語の難解な文法をすべてカンペキに理解し、覚えないと、英会話は教えないようなもの。
さらっと文法をやり、同時に英会話も進めるといいと思う。
文法偏重の日本の英語教育は、ぜんぜん、しゃべれなくて、コミュニケーション能力が育たない。
この先生のダンスレッスンも、それに共通するものがある。
実践に興味のない、その教室の中だけのダンスでいい人、
家に閉じこもっているより、長年の教室仲間と、運動になればいいわ、という人は、続いているようだ。

あれやこれや、やってみて、わかること。
まだまだ、知らないことが、いっぱい。
しかしまあ、自分で方針を立て、自分で自分を育てるって、面白い。

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たいした素材じゃないのが、最大の難点だけど。