蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

人の意見と、自分の意見。

2012-01-06 | オトコとオンナ

男女交際、援助交際、結婚、愛人契約・・・
こういう言葉が並ぶ、とあるブログ。
なぜか毎日、見に行っている。
(気になるんだろう。興味あるんだろう。)
ブロガーさんの考え、意見、ものの見方を表しておられる。

わたしの目線は、社会から見た目線。
そのブロガーさんは、SEXに特化した目線。
同じ形態でも、見方が違うと、こうも違うのかという、たいへん、おもしろい例だと思う。

どちらがいいとか、悪いとかではなく、ひとそれぞれ、感性や考え方、見方は違う。
議論の余地はまったくないほど、わたしの目線と違う目線なので、議論のしようがない。
ここまで違うと、ケンカも意見交換もできない。
それはそれで、まあ、そういうこともある。

このブロガーさんの目線には、SEX以外は、なにもない。
SEXに特化したブログなので、これは至極、当然のことだろう。
女性の人格や性格、考え方、SEX以外の特徴はまったく書かれていない。
人としてお付き合いするにおいて、とても大事なことが欠落していると感じる。
わざと、ですよね? 
書き手の手法だろう。(深読みしすぎ?)

サルの研究でも、サルの特徴や、親ザルやボスザル、グループでの行動など、
一匹一匹の特徴や、グループでの特徴が観察され、分類、分析されている。
サルでさえそうなのだから、
人間であれば、SEXの研究をするなら、それ以前の、一人一人のキャラクターから入るべきだとわたしは思う。
おそらく、そんなものは、SEX以外のことは、まったく興味がないのだろう。
書き手の手法?(もういいって?)

あるいは、「性を科学する」という切り口で、SEXを分析・研究するとか、
サンプルはどこから抽出したかは、「○○年○○調査より」、というように、さらっとしか触れずに、
性そのものを深く掘り下げる。
自分と付き合った人は、こうでああで、ではなく、もっと、体系立てて。
おもしろくない・・ですか・・・でしょうね・・・
学問になると、とたんにあくびが出て、色あせるのは、どの分野も同じ。


自立した女性が、自分の足で立ち、自分の目で見て感じて、自分で相手を選び、パートナーシップを築いていく・・・
そういう発想は皆無。
結婚は男性が女性を扶養するもの、SEXは、男性が女性にお金を払うもの、そういった考え方。
いったいどこに接点がある?
この考え方で、お付き合いできる女性がいるとすると、
わたしの周りにはそんな女性は一人もいないので、サンプルがないから理解を超える。
女性はお金をもらえて確かにラクではあるだろうが、サルでももう少し考えるのでは。

確かに原始時代は、狩に出かけた男たちが、収穫したモノを家に持ち帰っただろう。
男がお金を払い、あるいは物品を与え、(その代償として)女性とSEXする、
その形態、習性、考えは、原始時代から着々と積み重ねられたDNAだと、おっしゃるのか?
で、今は、何時代ですか? 古代? 中世? 近世? 現代?

女性から見たSEX観も、紹介されている。
女性は、美味しいSEXは食べるが、美味しくないSEXは食べないそうだ。
男性にとって、美味しいSEXのなかには、お金でカラダを売る女性も含まれていると。 
わたしからのコメントは、ナシです。

なら、こんな話題を選ぶな、と言われそうだが、興味はあるわけで。
あまりにも違うところに、興味を覚えるわけで。
まったく接点がないところに、不思議なぐらい、絶対に交わらないと感じるわけで。
世の中には、意見や考え、感性が違ってこそ、自分の考えというものが、よりハッキリする。

接点のない考えを持ったまま、お付き合いすることは不可能。
なので、違った考えの人同士は、
一生、お互い、接することなく、よりいっそう、自分の考えが凝り固まっていくのだろう。

あくまでも、どちらがいいとか、悪いとかではなく。

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