蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

干し渋柿は、朝日が昇ると、スウィーツに。

2012-01-08 | 人生

昨夜、書き溜めた記事をさきほどアップして、ふと思った。
未熟なまま、大人になりきれないのに、老人になろうとしている自分。
パワーの出力先、発揮先がなく、生枯れ状態。

そう結論付けたが、よくよく考えてみると、とりあえず、次世代の人間を創造した。
ほら、子供。。。。子供をとりあえずは、生んで、育てて、社会に出した。
それが、わたしの活動期の精一杯の行動であり、成果だったんだ。

とある人のブログでは、「女はSEXしたくなくなったら結婚して、お金をもらい、子供を生む」
とのご意見だったが、
全然、ぜっっんぜっん、違う考えで、結婚して子供を生んだ、わたし。
子供を育てながら、「負うた子に教えられ」という言葉そのままに、
成熟しないダメ親が、子育てによって少しは自らも成長した。

自分が成長しきるよりも早く、子供が成長してしまい、成熟の機会を逸した。
これは、ある意味、ありがたいことである。
子供にはさほど、手がかからなかったということだ。
おそらく、成熟の仕上げは、親を見送るときまで、お取り置きしてあるのだろう。


子供には、肉体的(労力)に、金銭的に、時間的には、手をかけた。
家庭のしつけは、夫の両親や祖父母、曾祖父母・・・(続く)、
そしてわたしの両親、祖父母、・・・の行いが、目に見えない背中となり、
とても助けをいただたき感謝している。
われわれ、未熟な夫婦だけでは、とてもフォローしきれない、大事な精神の柱のような、
指針によって導かれたと実感する。
義母は、一時的に、育児サポートを教養ある立派な人格の人にお願いしてくれたが、
実の母親であるわたしなんかより、ずっとずっと優れている人に支えてもらう、って、
これって、プラスであるには違いないけれど、今思えば、複雑なものがある。

なので、こりゃ助かるわ、とばかりに、精神的には、あまり手をかけなかった。
子供たちは知らないうちに大きくなっていた。
かわいがる余裕がなかった。

お金をもらって生活の安定のために子供を生むのではない。
(強いて言えば、子育てのために、お金をもらうのではなく、払う側だ。)

子育ての経験をした女性なら、ほとんどの人が体験するようなことであって、
特別なことではないが、子育てには膨大なエネルギーがいる。
そのエネルギーを燃焼してしまった後の、消えゆく炎?
この炎、消さずに、老後につながないと・・・
老後にはまだ先客が元気で頑張っているので、席が空くのを足踏みをして待っている状態?
なら、その時間を思いっきり有効に使うべき。

未熟なまま老人にもなりきれず・・・なんて、辛気臭いこと言ってないで、
せっかくの、この黄金時期、持っているパワーを存分に炸裂させるべきじゃない?


一夜明けたら、なんかポジティヴで楽天的になっている。
やはり、ブログは朝に書くと元気な内容になるようだ。
夜は延々と続くし、外は真っ暗だし、こころまで暗~くなる。

ということで、さきほどアップした記事は、夜中に入力したもの。
これは、朝に入力したもの。
朝日が昇るとともに、パワーアップ?
(根拠は、朝日だけってとこが、単純明快・・・)


人間は、矛盾した生き物ですので・・・。
わたしから矛盾を除くと、なにも残りません。

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渋い干し柿

2012-01-08 | 日々のこと

お義姉さんに読まれようが(あきれられようが)、おもしろいブログにブログ・ランキングで抜かれようが、
べつに関係ないといえば、関係ない。
わたしの、ガス抜き、空気抜き、ストレス解消は、
特定の人を傷つけたり、迷惑をかけなければ、それでいいと思っている。
ガスを抜かないと、有毒ガスを吸い込んで死んでしまう。
他のことに目を向ける、そんな余力はない。

ただ、問題は、1日、1回アップすることにしているのに、いくつも記事を書いてしまうことだ。
指が止まらない。
なぜ?
それだけ、時間があまり余っているってこと?
他のことに向ける余力はないくせに、矛盾する。

なにが書きたいかって、べつに、とりたてて、なにもない。
ただただ、自分をもてあましている。
どう、もてあましているのか、自分でもよくわからない。

おそらく、自分の季節、ライフステージの転換期なんだろう。
赤ちゃんから幼児に、子供から思春期に、思春期から大人に、大人から・・・えーーーっと・・・
「大人」って、くくってしまうと、年齢がまたがってしまって、ややこしい。
思春期から青年期に、青年期から熟年、壮年、老年へ。
これも、青年期から一気に熟年は、はや過ぎるか?
30代~40代は、何期?

大人期間は、人によって違うだろう。
個人差があるだろう。
30歳ぐらいから80歳ぐらいまで?
昔に比べると、えらく、大人の年齢が上にスライドしている。

入場料金などのように、子供、学生、大人、老人、で分けると、18歳以上、65歳以下が大人?

まあ、なんでもいいや。
自分の大人っぷりについて、もうじき、実年齢からすると、大人から老人に移行するくせに、
精神年齢や、実情内容は、まだ大人になりきっていない。
渋柿がそのまま、干し柿になったようなもの?
甘くない干し柿なんて、食べられたものじゃない。
つぼみのまま、ドライフラワーになったようなもの?
開花する時期がないまま、枯れてしまう? 
もともと開花しても、たいしたことはないけれど。

かといって、恋がどうのこうの・・・そういう気分にもなれない。
かったるいというか、もういい、そんなもの。
これは、実年齢が肉体的にジャマしている。
オトコは、もううんざり・・・なんて、かわいげのない、干物っぽい発想もある。
そのわりに、生臭い話には興味を示す。
干物なのに、生臭が好きって?
話がややこしくなって、わからなくなってきたら、すぐ
「人間は矛盾する生き物です」と、哲学者のような、安物(ヤスモノ)顔をする。

なんだかわからなくなってきて、イライラ。
なにが、わからないのか、イライラ。
考えていたことが、なんだったのか、わからなくなって、イライラ。
イライラするお年頃なんだろう。

こころと、体の変わり目なんだろうか。
更年期なんて、とっくの昔に卒業しているように思うが、更年期の末期症状?
はやく安らかな老人期へと移り急いでいる?
なのに、時計の針が逆に回ればいいと願っている。

義母や母は、80歳を超えているのに、まだまだ元気でパワフル。
しっかり実権を握ったまま。
次の世代は、待ち時間が長すぎて、大人になれないまま、老人になろうとしている。

過去にも戻れない、現状は落ち着けない、時が進んで老いたくない。
どの時点も居心地が悪い。
成熟してないままに老いていくことに、悪あがきをしているのだろう。

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