蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

正月明けから・・・

2012-01-04 | 

ある方の、迎春モード満載のすばらしいブログに、うっとり。
写真が、限りなく美しい・・・

ま、やせ我慢の極みで、申し訳ないけれど・・・
わたしは、自分の目のスクリーンに鮮明に焼き付けてきた、今年のお正月のワンシーン、ワンシーン。

特に、今回のお正月は、家族や親戚に、新しいメンバーが加わったので
若い人の参加は、末広がりでウレシイものだ。

実家の底力も見せていただき、感激しかり。
母と義姉のコラボは、すごい。感動した。

写真をアップしたらいいんだけれど、いつも、ここで躊躇。
わたしは、へんなヤツなので、あまりにも素晴らしいと自分で思う、手前ミソのもの、
特に実家がらみとなると、写真をアップするには手が止まる。
自分たちだけの、身内だけのものにしたい願望がある。

以前、父が生前、愛蔵品の内覧会を、実家で催したが、
招待したのは、身内も身内、
義姉のご両親、姉一家(姉夫婦と子供たち、ご両親)と、わたし一家(わたし夫婦と子供たち、義両親)のみ。
部外者は、ゼロ。
外に対して、見せびらかすというか、大事なものを開示しない主義は、わたしは父譲りかも。
当日、女性たち(母親)は全員、訪問着(和装=着物)。
気合が入っていた。
(わたしは、手抜きの格好。
子供たちは、姉の子供のお古。格調高い服なんて、子供はひとり1回しか着ないし)

そんな日もあったなあと、懐かしく思う。

いま、テレビの前で寝っころがっている夫に、当時のことを聞くと
まったく覚えていないとのこと。
そんなことがあったことも、自分が行ったことも覚えていないとのこと。
それをめぐって、また戦闘開始・直前状態に入った我々。
寸前のところで、戦争勃発は免れたが、夫とわたしとの意識の違い、温度の違いは、歴然。

20年も経つと無理かなあ・・・

自分には大切な行事で、思い深いことでも、無理やり連れて行かれた夫にしてみれば、
空白の、白紙の(退屈な)(どうでもいい)1日だったようだ。
今さらながら、そのことに驚いた。

ま、いいや。
興味のないことは、覚えていないということは、人間の当然のメカニズム。
興味がないのに、興味を持て、というほうが、無理がある。
おとなしく、嫌々でも付いてきてくれただけマシか。

せっかく厳かな、重みある出来事を思い出して、悦に入ろうとしていたのに、
夫の発言で、急な路線変更。
世の中の夫というものは、こんなものだろう。
妻の家の自慢など、聞きたくないのは当たり前。
だが、正直な告白は、時として正直すぎて人を傷つける。

ぶっちゃけたハナシ、
父は、きっと、他人は自分の自慢など聞きたくない、見たくないだろうと予想して、
それで身内だけを招待したんだろう。
内なる自慢たれ、やはり、わたしも父譲りか・・・。


やっとブログタイムが持てたというのに、正月からケンカしてもつまらないこと。
とりあえずは、ブログタイムを楽しめることに感謝しなくっちゃ。

 

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