蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

現実主義では、お稽古事には向いていない

2019-06-02 | 趣味
わたしは今、趣味のダンスの個人レッスンを受けている。
レッスンを受けるだけで満足なのだ。
が、そうは行かないらしい。
やれ、教室主催のミニパーティだの、記念謝恩パーティだの、パーティ券を買わされる。
わたしは、生徒といっても教室主宰者に雇われている若先生に習っている。
しかも、彼はただいま、売り出し中で、競技会でうなぎ登りに成績は出しているものの、まだトップ級ではない。
弾ける前夜に、お得な期間限定キャンペーン価格中である。
青田買いしました。わたし。
で、先生がメジャーになったら、レッスン料金もメジャーになることだろう。
今を逃す手はない。

もし、良いとなれば、キャンペーンが終了しても、引き続き教えてもらうつもりだ。
が、先生を応援したいが、教室に貢献する気がない。
どう考えても、あのパーティ会場で、あの値段は高い。
超一流ホテルでも、かなりお安くしている先生を知っているだけに。
独立一周年記念だから、その先生は持ち出しで気合いを入れているのかも知れないが。
なにしろお安いので、あっという間にパーティ券は売れたようだ。

それに比べると、わたしがかつて毎週通っていた練習場のあるパーティ会場で、あの値段は受け入れられない。
学生アテンダントが多数スタンバイしているようだが、わたしは興味なし。
自分がデモするわけでもなし。
つまり、そのパーティに行くメリットは何もない。
強いて言えば、教えてもらっている先生のノルマがあるだろうから協力してあげる?
だが、協力しない。
それなら、そっと、こっそり教室に内緒で先生に「寸志」をお渡ししたい。
教室運営には、なぜか協力したくない。
やはり、あの会場で、あの値段という、大胆不敵な、儲け主義、見え見え設定に腰が引けている。
やだやだ。
せめてホテルならわかるが、、、
あの会場にするなら、それに応じた金額というものがある。
以上の理由で、夏のパーティは、なんらかの理由をつけて参加しない。

ちらと参加シュミレーションもしたが、やはりあまりにもリーズナブルではないものには、拒絶反応しか起きない。

金額も大事だ。
あの商売方針なら、生徒はよほどでもないと定着しない。
値段札がかかっていない、時価の高いお鮨屋さんのごとく。
値段をまったく気にしない固定客のみ。

わたしは値段と内容を見比べる。
良いものが高いのは理解、納得できるが、「安い仕入れ」で、「やたら高い売値」は理解できない。
ということで、わたしには、不向きであるので、良いとこどりをさせていただく。
もし、先生が親先生夫妻からのノルマに苦しむとしても、わたしは非情。
直接、彼にお金を手渡すことはしても、教室運営には手を貸さない。
でも、わたしみたいな生徒ばかりだと、教室は経営不振に陥り、わたしの先生を雇えなくなるかも知れない。
先生がクビになっても、わたしは個人レッスンは続けても、彼をお抱えで面倒は見れない。
何人かでシェアしたり、チャーターさんの道を歩むのだろうか、かわいそうに、、、。
わたしが先生の母親なら、そうとう嘆く。
そもそもダンス教師になるなんて。
しかし、子供の夢を後押しするのが、親の務めなのか、、、?

あれこれ思うなら、教室主宰のリーズナブルではないパーティに行って応援してあげたらよい。
でも、、、
出来ないと思う、わたしの性格は、、、。
せいぜい、お中元、お歳暮を親先生に内緒でこっそり手渡すぐらいだ。

現実主義。
高ければ高いほどステイタスが上がるお稽古ごとには、わたしは向いていない。