蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ぐるぐる拡がる、ファンタジー

2010-09-08 | 無題
ブログは、真っ白いキャンバス。
何を描こう? どんな色で? どんなタッチで?

以前にも同じようなことをブログに綴った。
今日も、同じ気持ちだ。(進歩がない?! まあ、いい)

いつも訪れる、あるブログ。
オドロオドロシイ、ドロドロの内容。
ついつい行ってしまうのだが、ご主人に女性問題で裏切られた過去のある、そのブロガー女史、
過去のトラウマは、一生消えないようだ。
そのブログを怖いもの見たさに、訪れる私は、一体、なに?

同じような悩みを抱えた女性が、ブロガ―女史を教祖様のように崇めたて、
ご意見やご指導を受けておられる。

私は、そんな悩みなど、全くないくせに、読むだけ読んで、
「ああ、なんだか、無駄な時間を過ごした・・・」
と、くだらないゴシップ満載の女性週刊誌を読みふけった後のような気持ちになっている。
実に失礼な、けしからん私だ。


先日から、無作為抽出で、不特定のブロガ―さんの「パリ一人旅」のブログを読んでいる。
結構、おもしろい。
人それぞれの感性、興味、関心、能力、目の付けどころ、現地の回り方、写真、・・・
キャーキャーわめいているだけの人はあまりなく、
(そりゃあそうだろう。一人で行って、ブログにまとめようと思えば、それなりの下調べが必要)
しっかりとした視点が感じられて面白い。

なんとなく行く人は、いないようだ。
バレエ、観劇、コンサート、美術館、歴史、建築物、街角、ショッピング、モード、スウィーツ・・・
目的、お目当てのものがハッキリあり、
旅行プランを具体的に立て、イメージを膨らませておられるようだ。

私は、自分の思い描いている旅行を敢行するのは、今のところ(あるいは、一生?!)無理なので、
人様のブログやら、いろんな発信されているもので、刺激を受け、仮死状態の脳を突っつき、
一人、遊んでいる。

少なくとも、オドロオドロシイものより、私はこっちのほうがいい。

が、妖怪やお化けが好きな人もあるだろうし、それはそれで、立派な?趣味。
オタク文化が、市民権を得た昨今、なんでもアリ。
人への迷惑、不快感を与えたり、反社会的行動、犯罪の温床になったりしなければ。


楽しいことが、総天然色で、音や臨場感を伴って、立体的に浮かび上がる。

映画やテレビ、劇場の話ではありません。
いろいろ想像してたら、楽しいんです。
私も相当、へんなオタクです。


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カッコわるいこと

2010-09-07 | 無題
旅の後、後遺症?だかなんか知らないが、病気で色々お休みした。
その、お休みしたひとつ、ダンス・レッスンのクラスメートNさんとの会話。
彼女(60歳ぐらい?)の発言。

「私、東南アジアって、全くだめなの。
受け付けないのよ。
あの空気、ニオイ、水、生活、見るもの、聞くもの、感じるもの、全て。
だから、目的地のリゾートホテルに直行して、どこにも寄らず、直帰するっていうような
現地との接触を全く避けるのなら、OKだけど。
でも、今では、アジアも、NGかな!」

そう、N女史は仰る。

他にも、大手ゼネコンOBの一級建築士氏は、こう宣う。

「アジアは、水があきませんわ。僕は、無理」

そうなのね。
皆さん、だめなのね。

私だって、現地の水をがぶ飲みしたわけではないんだけれど。
世界中のどこに行っても、常にミネラル・ウオーター。
トイレ事情が、災ったかなぁ~??

しかし、頭からアジアを否定する、そういう気にはなれない。
自分がアジアに適応できない体であるだけであって、アジアには素晴らしいところや
知らないことがイッパイある。

ヨーロッパ至上主義みたいな、そんな想いは、今の私にはない。
昔、昔、若い、若い、全く何も知識のない学生の頃の私は、ヨーロッパに憧れていた。
自分と同じような顔立ちのアジアの人々に対しては、
なんだか、欧米人とは違う、コンプレックスのようなものも感じていた。
無知だった。

今も歴史深いヨーロッパには憧れてはいる。
でも、なんでもかんでも、深く知りもしないで頭から、ヨーロッパはよくて、アジアは劣る、
そういう先入観にとらわれているのは、みっともない、かっこ悪い、知識が乏しすぎるように感じる。

自分が田舎モンなので、何がいいのかよくわからないけれど、とりあえずバカにされないよう、
頭から誰もが知っているようなブランドものを崇拝するかのように、
なんでもかんでもブランドさえ冠に付いていれば安心するような、

自分に見る目がない、自信がない、超・田舎モンの動かぬ証拠みたいであるように、感じる。
(もともと、お姫様だとか、貴族のご出身の高貴なお方が、
ご自分の家紋をブランドとして代々、大切に受け継ぎ使用されているのなら、別だが、
一般ピープルの下々の人にとっては、ちょっとお金を積んで愛用したところで、たかが知れている。
ま、それが「流行」だったりするのだが)

声高に西高東低を叫べば叫ぶほど
そういう人は、いったいヨーロッパの何をご存じだと言うの?と思ってしまう。
(ヨーロッパのその道{外交・経済・歴史・文化・思想・風俗etc・・・}の専門家ならいざ知らず)

上っ面の、見てくれだけの、うわっ調子だけを見て、憧れるのは、
うちの娘が4歳ぐらいのとき、そんなかんじだったけれど。

私だって、まともに、よく知らないけれど。※(すみません。矛盾だらけで)


戦で他国から略奪して、自国の美術館に堂々と飾っている、自国中心の歴史痕。
それを力や富の象徴と、うっとり、頭っから、憧れてしまうなんて、
私には、恥ずかしくて、とてもできない。
※(と言いつつ、展覧会、よく行ってます)
日本も、世界中の国々も、似たり寄ったりだろうけれど。エジプトでさえ。

逆に、何も知らずに(自分が何も知らないことすら知らずに)
素直に、きゃーきゃー憧れている人を見ると、いろんな意味でため息が出る。

まあ、人には、いろんな好みがありますから。
知りもしないで、けなすより、知った上であれこれ言うほうが、人生、ちょっとは奥深いかも?
あれこれ言ったところで、所詮どうしようもないけれど、
何も知らないで、あれこれ言うことほど恥ずかしいことはない、と私は思っている。

(自戒の意味も込めて、です、もちろん)


穴があったら、入りたい、そういう恥を重ねて生きて来ているのです。



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嫁という職?

2010-09-06 | 人々の風景
見ず知らずの、ある人。
この方は、私がよく訪れるブログに、時々コメントを寄せておられる。


田舎で大家族で住んでおられて、お年寄りの食事の用意やら、病院への送り迎えやら
なんやらかんやら、しないといけないらしい。
幼い子供の世話もある。
特に90歳を過ぎるオバアサンを囲んでの食事タイムが、大嫌いだそうだ。
彼女がすべて用意して、上げ膳据え膳。
大変だ。
イエや夫の従属物であるかのような扱いを受ける嫁。イマドキ??

※(嫁を動かすほうの力量にもよるけれど。
上司の人事的采配がうまいと、気付かないうちに、
部下は気持ちよく、最大限の力を発揮して、自主的に働いたりするから)


家族の暮らし方や形態は、選べる場合と、選べない場合がある。
夫や嫁ぎ先の地域や、因習、事情で、大きく変わる。
自分から飛び込んで、大自然の中、大家族で暮らしたい若いお嫁さんも、中には、いるかも知れない。
私なら、ノーサンキューだが。
※(医療体制が整っていない地域で、老人を抱えて暮らすのは、現実的には厳しい)


嫁の地位が低く、従属的立場で、家族の枠組みの中でやらされるから、
嫁に被害者意識が生まれてくるのだと思う。
仮に、介護施設で働いていると仮定しよう。
給料のため、社会参加、経済的自立のため、
そう考えると、そこまでボランティア的不公平感、嫌悪感は感じないのでは?


そうやって、家庭内で嫁としての当たり前の役割(無償労働)という捉え方をされ、
苦労をして、幾重の試練を積み、人の痛さや弱さがわかるようになっていくのだろうか。
将来、自分は仏の顔で、息子に嫁いでくる現代っ子の若い嫁に接することが、できるのだろうか。


今の家庭の状況から生活を切り替えることができないなら、
気持ちを切り替えて、あきらめるか、開き直るか、鬼の嫁に転じて身を守るか、それしかない?
被害者意識を克服して、自分が家族を独裁的に牛耳るぐらい強くなるしかない?

それより、いくら、田舎で閉鎖的で、時代遅れだからって、
このご時世、そんな「嫁の仕事」的考え方が、まかり通る?


まかり通させている嫁のほうにも、原因はあると思う。
そんな運命共同体にしか、自分が生きていく場所がないのなら、
あきらめて、その宿命なり、運命なりを嘆き、呪い、それを生きていく糧にすればいい。
そんなところでしか生活させてくれない夫を、夫として選び、結婚したのは、
他でもない自分の裁量、力量なんだから、自分で責任を取るしかない。
なぜ、そんなになるまでほっておいて、自分の運命を自分で切り開かないのか。


その方は、まだお若い。
学校だって行っただろうし、ちょっとぐらいは勉強もしただろうし、歴史だって習っただろうし、
社会に出て働いたことだってあるだろうに。
あえて、そんな、低い地位の嫁の立場を甘んじて受け入れるには、理由があるはずだ。
その人なりの計算、打算が。


外で働いても、給料など、たかが知れている。あるいは、病弱で、働けない。
または、外で働くのがキライ。職がない。
母子家庭でやっていくには苦しい。
なら、専業主婦で・・・毎日の生活費のこともそう切実に考えなくてもいいなら、
夫に養ってもらおうか。
そんな卑屈な気持ちではないなら、どうして、もっと主張しないのか。
世界の地の果ての、遅れに遅れている封建的な地域ならともかく、私には、理解できない。


いっそ、嫁が高給をバーンと稼ぎ出し、
「このお金で、おばあちゃんに美味しいものを食べさせてあげて」
「このお金で、冷暖房完備・快適な別棟を新築してさしあげて」
「このお金で、優しい親切なヘルパーさんを頼んでくださいな」
「このお金で、皆さんで温泉にでも行って休養してくださいね」
なんて、言ってみたいものだ。
究極のところは「このお金で、見晴らしのいい、超高級ケア付き老人ホームに入れてさしあげて」
「このお金さしあげますから、私は、この家を出ますっ。そしてもっといい人と、再婚しますっ!!」


どっちにしても、私には、遠い世界の絵本を読んでいるかのようなお話なので、
現実問題としてぴんと来ない。
同じようにこの世に生まれてきても、病弱な人もいるし、健康な人もいる。
過酷な環境に育った人もいれば、辛い毎日を送らざるをえない人もいる。
その逆に、自分の力ではないところものの恩恵を受けて、のほほんと楽しく暮らしている人もいる。
しかも、そういう人に限って、ちょっと文化程度の低いことに出会うと、眉をしかめたりする。
(私は、実は、この後者の高慢ちきな人種の方を最も忌み嫌い軽蔑する)


人の痛みを我がコトのように感じ、(体験がないので、それは無理だろうけれど、それなりに)
毎日を感謝して過ごすことにしよう。
どうしようもないことなら、しかたないが、自分の工夫などで、改善できることは改善していきたい。


当たり前と思っている毎日が、人によっては、当たり前でない人がいる。
苦労や努力の内容が、資格試験に挑戦とか、趣味の世界を広げる、とか、
そういうことではなく、
毎日の、暮らし、嫌なことがいっぱい詰まった暮らしを、いかに、苦痛をやわらげるか、
そういうことから逃れる努力からスタートしなければいけない人も、いるのだ。

ステップ・バイ・ステップ。
自分らしく生きるにはどうすればいいか。
自分で考えて、行動するしかない。
時には、助けを求める声をあげるのも、ひとつの方法だ。


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まとわりつく、蒸し暑苦しさ

2010-09-05 | 無題
今、私はニュートラルな状態になってしまった。
虚無とか、放心状態とか、苦難のあとのホッとした心地よい満足感とか、
そういうのでは全くなく、
なんていうのか・・・ギアが入っていない、ギア・チェンジが出来ていない、
要は、ぼーーとした夏の終わり、っていうところだろうか。
風も吹かない、止まった時間、空間。

他人のこと、世間のこと、身近な人のこと、別にどれも、どうってことない。
スケジュールは詰まり、刻一刻、歯車に組み入れられ、モノゴトは動いているが・・・
政治・経済・社会・国際・環境・・・・全くといってほど、関心、興味の針が振れない。

毎日、毎時間、エアコンをつけたり消したり、室内が、アツかったり、寒かったり。
別段、美味しいものが食べたいわけでも、素敵な洋服や装飾品に身を包みたいわけでもなし、
麗しの美青年と恋をしたいわけでもなく、
ゴミの中に隠さなければいけない老親もおらず。
スネをかじってくる子供もおらず。(たとえ、親に暴言は吐いても)
つつがなく、皆さん、私の周りはうまくいっている。

他人サマのブログを見ても、相変わらず、変化なし。
面白いものは、苦労して手に入れるべきであって、棚からボタ餅のように、
口を開けて待っていても、手には入らない。
入ったところで、浅いもの。
人様の生活に、さして、興味なし。あ、そ、よかったね、程度。
まして、バカンスなど、どうでもいい。
(自分が行ってきて燃焼しちゃったからって・・・そりゃないか)

この長い夏に、退屈してるんでしょうね、きっと。
体が回復すると、途端に退屈するって、なんてゲンキンで、元気なんでしょう、わたしって。


自分の食いぶちを稼ぐだけで、一日が終わってしまう。
それで、いいじゃない。
私のブログをお読みになった方が、
「こういう時って、ブログを更新しないほうがいいですね」
なんて、コメントを入れようが入れなかろうが、どうでもいい。

(また、そう言われるんだろうなあ・・・これって、実は、とっても憂鬱で嫌なこと。
嫌なら、やめたらいいじゃない。
まあ、いいや。
私は特定の人に気に入られるために、ブログを作っているのではないので。
ご機嫌を取るなんてこと、私にとっては苦痛以外のなにものでもない)

ええいっっ。
面倒くさい。
自分が身につけている、体にまとわりつく、張り付いているものを、すっきり脱いで
好きにしようじゃない。
理知的な、お利口さんの(人の)リアクション、ひとつひとつに拘っていては、なんにもできない。

「不調な時は、ブログに手を着けないほうがいいですよ」

お願いだから、そんなコメントは、たとえ、心の中でお思いになっていても、発しないでくださいな。
(実際には、そういったコメントはお寄せいただいていないが)

汗がべとべとまとわりつくより、もっともっと、不愉快な、利口の壁。
お利口さんの魔物が張り付くと、息が出来なくなる。
かきむしりたくなるような、ジンマシンの痒みのような、
外面のいい、目に見えぬ理性の化け物が、出てこなくてもいいのに、勝手に、にゅっと顔を出して、
私をとてつもなく不機嫌にさせる。


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貴重な旅に、乾杯~

2010-09-04 | 
仏像が、いっぱい。
ここにも、そこにも、あちらにも。
 


 
早朝5時半。厳かに毎朝行われる神聖な行事。托鉢。

ルアンパバーンからの帰り、飛行機の乗り継ぎのため、ハノイに寄ったついでに、
世界遺産ハロン湾に立ち寄る。
ハノイから丸一日かけて、観光。
ベトナムは、一昨年と同様、相変わらずエネルギッシュ。


ハノイのビール。氷を入れて飲むようだ。


帰り、関空からJR関空快速の車内、窓辺。
ベトナムの少数民族のお人形を連れて帰る。車内から、つぶらな瞳で、見守ってくれる。
ご苦労様。無事、帰国です。

帰国の安堵も束の間、あれよあれよと病気になってしまったが、喉元過ぎれば熱さ忘れる。
また、行ってみたい・・・見知らぬ国へと想いを馳せる。
旅は、屈しがたい魅力がある。


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ルアンパバーンの日々

2010-09-03 | 
ルアンパバーンでは、ひろびろ自然に包まれたホテルで、ゆったりした時が流れた。

  

さほど暑くもなく、雨にもほとんど見舞われなかった。



南国ならではの明るい色彩が美しい。
織物の村へ。
昔ながらの手作り織り機での織物づくり、手すきによる紙すき工房にお邪魔した。
そうめん流しみたいに見えるのは、材料となる木を煮込んだものを水で洗っているところ。

 
 

ホテルのチャーター船で、偉大なるメコン川を上ること、約25キロ、
子供たちが水辺で水遊びをしていたり、地元の人が漁をしたり。
ガイド兼サービス係のホテルの方も、コックリコックリ居眠り。
優しく吹く風が心地よい、のどかな時間。

 
  

絶壁に掘られた洞窟に無数の仏像が納められている「パークウー洞窟」へ。

 

そこからさらに階段を15分ほど上がると、真っ暗な横穴がある。
怖がりの私は、写真もそこそこに、そそくさと出てきた。


  
  

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脂と、ヤニと。

2010-09-02 | 人々の風景
働く女性。
仕事が終わり、同僚と居酒屋へ。
男性2人、女性1人、中年、営業職の3人連れ。

お酒をがぶがぶ、煙草をスパスパ。
本日の仕事の話に熱が入る。
社長に談判するとか、なんとか、小さな会社の営業さんのようだ。
仕事のネタを酒のアテにしているだけかも知れないが。

男性と肩を並べて、なんの引けも取らない感じでの仕事ぶり、アフター6ぶり。
これぞ、平等の働き方のようなのだが。

男性と同じように肩を並べて働くというのは、大いに結構。評価もする。
これは、男女雇用平等の考えからしても、なんの問題もない。

煙草のヤニ、吸い殻の山、グデグデお酒、大声、脂とホコリとテカり、・・・
そんな中に、女性社員が同僚として抵抗なくすんなり入って、
煙草をぱかぱか吸い、煙もうもうの中、お酒をがぶがぶ飲み、風景と一体化している。

これは、当たり前の、歓迎すべき姿なのか?
私はなんだか、違う、って、思ってしまう。
おっさん化したオバサンが増えただけだ。
私は、古い感覚の女性なのだろう。
単に、コテコテ厚化粧&ヘビー・スモーカーの中高年女性が好きではないだけか?

この居酒屋には、他にも、いつも苦虫を噛み潰したような、鬱陶しい表情をした、
ひと目、見ただけで、見る側の心が暗くなりそうな、働く中高年女性、御一人さま常連さんがいる。
彼女は、心身の調子が良くないのに、事情で働かざるを得ないのか?


そうするより術がない人に、「なげかわしい」と、自分の理想や好みを押し付けるほど
高飛車で失礼なことはないと、私は思っている。
状況も背景も違う人に、自分の価値観を押し付けるのは、けしからん。
オマエは、何サマだ!!と、なる。


スマートな仕事なんて、ありえない、と、ある日、私は悟った。
トレンディ・ドラマのようなカッコイイ姿で、涼しく仕事をスイスイこなしている人を見たことがない。
(エリート軍団の中に行けば、そうでもないようだが、悲しいかな、私には縁がない)
見てくれなどに構えるほど、余裕はない。みっともなくてもいい。
仕事はあがいて、もがいて、ものにするもの。

しかし、私は、あの、ホコリとアブラの中で一体化する女性は、
同じように見てくれを気にしないといっても、私の考えとはまた違う。


仕事の仲間とは、仕事が終わったらサヨナラして、汗とテカリとは分離、分煙、
女性同士の友人と気分転換するとか、ひとり、リラックスできる空間に体を移すとか、
もうちょっとキレイに過ごせないものか?
その余裕もなければ、まっすぐ自宅に帰ってシャワーを浴び、
音楽でもかけて、ばたんキューと、のびのびタイムを過ごすとか。
(帰ったら面倒見るべき家族がワンサカいて、そんな余裕のある住環境ではない、
と言われたら、返す言葉もないが・・・)


ちなみに・・・
オッサン化するおばさんには、絶対になりたくない、キライと考えている私なのに
オバサン化するおっさん、オッサン化するオネエサンを見ても、
さほど、嫌悪感を感じないのは何故なんだろう???
(多分、まだその先に、救いがあると希望を捨てていないからだろう)

厚化粧、べたべた、オッサンと同席して煙草ぷかぷか、営業おばさん、
どうしても、好きになれない。
キモチ悪い、きたない。

そんなことを考えている私は、一生、男女、同じ席には着けないだろうと思う。


私も別の方向から見れば、鼻持ちならない、キモチ悪い人種だろうとは思うけれど。
本当の意味で汗を書いたことがない人は、なまじっか、何も言わないほうがいいに違いない。


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世界遺産の古都・ルアンパバーン

2010-09-01 | 
大小70もの寺院が山間の街に並ぶルアンパバーン。
山と川に抱かれた美しい風景と共に、信仰が息づき、
いにしえの姿そのままに、静かにその歴史を物語っている。

ラオスの前身となったラーンサーン王国が1353年に誕生、
その後、首都はビエンチャンに移ったが、
当時の王国やフランス植民地時代の面影が今も色濃く残っている。


 


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