雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

停戦へ一歩踏み出せるか?

2025-02-13 18:56:22 | 日々これ好日

     『 停戦へ一歩踏み出せるか? 』

   トランプ大統領とプーチン大統領が
   ロシアによるウクライナ侵攻について
   戦争終結への協議を 電話で行ったと伝えられている
   そうそう簡単には 行くまいが
   ロシアが 相当のダメージを受けていることは 確からしい
   ウクライナは支援頼りだが 死傷者の被害は厳しい状況だ
   一時的な停戦に踏み出す第一歩は 停戦ラインの設定だろうが
   両国の メンツと実利を調整するのは 大変だろう
   しかし 両国共に 命の尊厳を考えれば
   メンツも実利も 大幅に譲歩するところに来ているのではないだろうか
   何とか第一歩が踏み出せるよう トランプ大統領の豪腕に期待したい

                  ☆☆☆ 

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煙立つ見ゆ ・ 万葉集の風景

2025-02-13 08:00:43 | 万葉集の風景

     『 煙立つ見ゆ ・ 万葉集の風景 』


春日野に 煙立つ見ゆ 娘子らし
       春野のうはぎ 採みて煮らしも

                   作者不詳

( 巻10-1879 )
     かすがのに けぶりたつみゆ おとめらし
              はるののうはぎ つみてにらしも

意訳 「 春日野に 煙が立っているのが見える 乙女たちが 春の野のうはぎ(ヨメナ)を 摘んで煮ているのだろう 」


* 「巻10」に収められている歌のほとんどは、作者名が記されていません。この歌もその一つです。

* 歌の内容は極めて平易で、春の日の、のどかで平和な様子が描かれています。
春日野が舞台ですから、詠み人は、奈良の都で生活する比較的豊かな人、あるいは、かなり高貴な人なのかもしれません。
描かれている情景に何の意外性もありませんが、のびのびとした乙女たちの生活ぶりが映し出されているように思われます。

       ☆   ☆   ☆ 
   

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