『 責めて今夜は 大谷さん大谷さん 』
トランプ関税だ 報復関税だと右往左往
停戦へ 向かっているようにも見えるが
ウクライナが 苦しい状態になっているようにも見える
我が県政は 面白くないが
石破首相まで 何をやってくれるのだ という感じ
イライラすることが 多すぎるが
せめて今夜は 大谷さん大谷さんで
楽しませていただこう
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『 豊旗雲に入日見し ・ 万葉集の風景 』
わたつみの 豊旗雲に 入日見し
今夜の月夜 さやけかりこそ
作者 天智天皇
( 巻1-15 )
わたつみの とよはたぐもに いりひみし
こよひのつくよ さやけかりこそ
歌意は、「 大海原の 豊旗雲に 入り日が差しているのが見える 今夜の月は 清く明るくあって欲しい 」
なお、「豊旗雲」とは、古代の幟状のように長く延びている雲で、吉兆の雲とされた。
また、当時は、日没から一日が始まると考えられていたようなので、「今夜が美しい月夜であれ」というより、「次の日も好天であれ」といったイメージだったのかもしれない。
* この歌は、斉明天皇七年( 661 )、百済救援に向かう途上、播磨国で詠まれたもののようです。従って、作者はまだ即位しておらず、皇太子中大兄皇子の時の歌ということになります。
* 中大兄皇子は、中臣鎌足らと謀って蘇我入鹿・蝦夷を討伐して権力を掌握した乙巳の変( 645 ・大化の改新とも)のあと皇太子に就き、実質的には政権の頂点にあったと考えられます。
この歌が詠まれたのは、皇太子についてから十五年を経ており、自らも朝鮮半島に向かう船団にあって詠んだものと思われます。大らかでスケールの大きな歌からも、中大兄皇子の自信の程が伝わってくるように思われます。
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