枕草子 第二百四十段 言葉なめげなるもの
言葉なめげなるもの。
宮の祭文読む人。
船漕ぐ者ども。
雷鳴の陣の舎人。
相撲。
言葉遣いのきたないもの。
宮(ミヤノベ)の祭文読む人。(不吉を退け幸福を求めるために六柱の神をまつった祭りであるが、その祭文は卑俗滑稽なものを並べたものであった。後世の演芸に影響を与えた)
船を漕ぐ者たち。
雷鳴(カミナリ)の陣の舎人の交わす言葉。
相撲。(各地から人を集めるので、交わす田舎言葉が粗雑という意味らしい)
言葉遣いのきたないもの、というように現代訳していますが、少納言さまの意図は少し違うような気もします。
宮の祭文というのは、言葉遣いというより、その内容が卑猥だということのようです。あとのものは、荒々しいというものではないでしょうか。特に雷の陣の舎人は、天皇や中宮を護るのですから、言葉遣いが汚いというのとは違うはずです。
ただ、うまい訳が見つかりませんでした。
言葉なめげなるもの。
宮の祭文読む人。
船漕ぐ者ども。
雷鳴の陣の舎人。
相撲。
言葉遣いのきたないもの。
宮(ミヤノベ)の祭文読む人。(不吉を退け幸福を求めるために六柱の神をまつった祭りであるが、その祭文は卑俗滑稽なものを並べたものであった。後世の演芸に影響を与えた)
船を漕ぐ者たち。
雷鳴(カミナリ)の陣の舎人の交わす言葉。
相撲。(各地から人を集めるので、交わす田舎言葉が粗雑という意味らしい)
言葉遣いのきたないもの、というように現代訳していますが、少納言さまの意図は少し違うような気もします。
宮の祭文というのは、言葉遣いというより、その内容が卑猥だということのようです。あとのものは、荒々しいというものではないでしょうか。特に雷の陣の舎人は、天皇や中宮を護るのですから、言葉遣いが汚いというのとは違うはずです。
ただ、うまい訳が見つかりませんでした。
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