うだるような猛暑が続く平成22年の夏。
熱中症にかかる人も少なくない。
頭がボぅとして思考能力が低下する毎日。
街の喧噪から脱出して今年の夏も十津川村に向かった。
いつものコース。いつものメンバーが落ち合う先は近鉄大和高田駅。
初参加のAさんは西大寺駅からURさんが引き連れてきた。
彼が新人時代から知ったる人物である。
その彼もとうに50歳を過ぎた。が、顔つきは変わっていない。
バイクでやってきたMさんと我が家の前でかーさんと立ち話。
話は長くなるのでそのへんまで・・・・。
大和高田までは家から50分。短いようだが時間がかかる。
大阪吹田から電車でやってきたUさんとFさん。
二人の同乗者を乗せて「こんぴら館」を目指す。
これが意外と1時間でいける距離なのだ。
五條の橋を越えて約10分。「こんぴら館」で待ち合わせの三組と合流した。
久しぶりの参加となったT夫妻は元気な姿を見せる。
既に到着していて休息をとっていた。
そこへ来たのがWさん一家。小学四年生になったMちゃんは十津川を一番の楽しみしている子だ。
Sさんは相変わらずのペースでやってきた。
ほぼ揃ったわけだ。今年は16人。
Uさん一家が遅れてくると聞いているので宿屋へ急ぐ。
宿屋は風屋だ。
年々国道が整備されてきたおかげさまで到着時間が少しずつ短くなっている。
こんなところにトンネルがあったっけ・・。
毎年来ていると様相の変化に気づかない。
今日は絶好の晴天日和。青空がまぶしく大和盆地から奥吉野の山々がくっきり見える。
その山々を抜けてトンネルを過ぎれば谷瀬の吊り橋はとうに過ぎ去っていた。
そこから30分。やっと民宿津川に着く。
子猿の「キキ」が居る。一日三回の行水がいいらしい。
あれから一年、すっかり家族の一員になったようだ。
この時期に鳴いているミンミンゼミ。
去年もそうだった。暑さは厳しいがセミは同じだ。
手土産挨拶を済ませて奥の渓谷に入る。
当然ながら携帯の電波は届かない。
今年の夏は晴れ続き。雨はそんなに降っていない。
ところが支流滝川の流れるせせらぎは変わらない。
緑色に染まる樹木からキラキラ光る木漏れ日。
マイナスイオン以上の体感が味わえる渓谷にたどり着くとほっとする。
およそ30分。上流の笹の滝を見終えた車と対向する回数は例年になく多いように感じる。
到着したら早速準備に取りかかる。
道具や食材は全員で運ぶ。慣れたもので手際よく川原にセットアップ。
ぶっかけうどんは7分茹で。
それまではフライパンでポークソーセージ、塩たれやステーキたれの鶏肉。
美味くて飛ぶように口に入っていく。
なんでナンコツがないの?って言われてはっと気が付いた。
去年は売ってなかったので買い出しリストに含んでなかったんだ。
もうひとつはチキンソーセージ。試しに買ってみたのだ。
これも焼いてみる。
焼き加減がどうも判らない。
これぐらいでえーやろと口にしたらウゲェ。なんちゅう味や。
プリプリ感もなく今だかって味わったことがない世界。
みなも同じ反応を示した。
こんなものがお店で売っているなんて信じられない。
どう料理するんだろうか。
美味すぎるぶっかけうどんは2回も作って食べた。完食である。
後日、初参加したたけりんが言った。「ぶっかけうどんも全てが滅茶苦茶に美味しかったです。o(^▽^)o 」と。
安くて簡単料理のぶっかけうどんは定番になりそうだ。
他にもフライパン料理がある。
スーパーサンコーで買った漬けタレチキンとジャスコで買った塩たれチキン。
どちらも美味すぎる。あっという間に売れてしまった。
渓谷は山に囲まれて渓谷を流れる水流が涼しさを与えてくれる。
が、やはり天空から降り注ぐ日差しはきつい。
Wさんが持参したタープが設営された今回。みんなは日陰に集まってくる。
キャンプ用の屋根型テントのタープは防虫網があるスクリーンタイプ。
海に行ったときに強風に煽られて飛んだそうだ。
その際にポールが歪んだ。手で戻してなんとか使えるようにしたという。
そのなかで和気あいあいと談笑。話題は多岐にのぼる。
そして撤収。指示はなくともテキパキと片付けられる。
あっと言う間の撤収。
いつもの滝の湯に直行した。
河原からおよそ40分。
民宿津川でいただいた割引入湯券を提示すれば安くなる。
500円が300円になった。ありがたい券だ。
汗も落として湯あがりはスッキリ顔で身体もシャキシャキした。
Mちゃんが発した台詞。おかあさんの足から血が流れている。
どうやらヒルにやられたらしい。
場所はといえば河原でない。車道でだ。
往来の車を避けるために降りて誘導していたときにやられたのであろう。
小さな症状だったのでたいしたことはなかった。
ところがだ。翌日は私もやられていて二日後に痒くなった。
それはともかく大阪からやってくるUさん一家はまだ来ない。
五條辺りを走っているらしい。
1時間以上は遅れるようだ。
割引券はどうするか。
答えは滝の湯に預かってもらう手だ。
民宿津川のお客さんだと伝えたら快く応じてくださった。
それはともかく、再び津川に戻って夕ごはんの宴。
定番の夜食は鮎の塩焼きにお造り、シシ鍋、シカ肉の陶板焼きなど。
このときに発生したデジ一眼カメラの故障。
ERR99だ。久しぶりの再発だ。
これがでればどうしようもない。仕方なくケータイ画像で我慢する。
乾杯してから一時間後、ようやくUさん一家が大阪から到着した。
子供たちのクラブを終えてからの参加。
大きくなったものだ。
お腹もいっぱい。そろそろ子供の時間。
花火大会だ。
おっさんになった我々は座敷でカラオケもせず相変わらず宴を続けている。
数年前からこんな調子になってしまった宴。
つもる話に盛り上がりビールの本数が上昇する。
花火を終えて子供たちが帰ってきた。
たけりんは花火の場所を探してあっちへこっちへ。
とうとう所在が判らないと戻ってきた。
一人で行くと迷子になるんよね。
その後もおっさんは飲み続ける。
朝に清算したら27本も出動していた。
近年最高の本数になった宴は夜10時に閉店した。
その後の寝床は壮絶だった。
MさんとSさんはいびきかき。
別部屋に閉じ込めてはいたのだけど・・・。
まさかたけりんがそれ以上のいびきかきだったとは。
艦砲射撃の連続打ち。
朝まで寝られなかったのはいうまでもない。
隣で寝ていたUさんも悩まされた夜中だった。
(H22. 8.28 SB932SH撮影)
熱中症にかかる人も少なくない。
頭がボぅとして思考能力が低下する毎日。
街の喧噪から脱出して今年の夏も十津川村に向かった。
いつものコース。いつものメンバーが落ち合う先は近鉄大和高田駅。
初参加のAさんは西大寺駅からURさんが引き連れてきた。
彼が新人時代から知ったる人物である。
その彼もとうに50歳を過ぎた。が、顔つきは変わっていない。
バイクでやってきたMさんと我が家の前でかーさんと立ち話。
話は長くなるのでそのへんまで・・・・。
大和高田までは家から50分。短いようだが時間がかかる。
大阪吹田から電車でやってきたUさんとFさん。
二人の同乗者を乗せて「こんぴら館」を目指す。
これが意外と1時間でいける距離なのだ。
五條の橋を越えて約10分。「こんぴら館」で待ち合わせの三組と合流した。
久しぶりの参加となったT夫妻は元気な姿を見せる。
既に到着していて休息をとっていた。
そこへ来たのがWさん一家。小学四年生になったMちゃんは十津川を一番の楽しみしている子だ。
Sさんは相変わらずのペースでやってきた。
ほぼ揃ったわけだ。今年は16人。
Uさん一家が遅れてくると聞いているので宿屋へ急ぐ。
宿屋は風屋だ。
年々国道が整備されてきたおかげさまで到着時間が少しずつ短くなっている。
こんなところにトンネルがあったっけ・・。
毎年来ていると様相の変化に気づかない。
今日は絶好の晴天日和。青空がまぶしく大和盆地から奥吉野の山々がくっきり見える。
その山々を抜けてトンネルを過ぎれば谷瀬の吊り橋はとうに過ぎ去っていた。
そこから30分。やっと民宿津川に着く。
子猿の「キキ」が居る。一日三回の行水がいいらしい。
あれから一年、すっかり家族の一員になったようだ。
この時期に鳴いているミンミンゼミ。
去年もそうだった。暑さは厳しいがセミは同じだ。
手土産挨拶を済ませて奥の渓谷に入る。
当然ながら携帯の電波は届かない。
今年の夏は晴れ続き。雨はそんなに降っていない。
ところが支流滝川の流れるせせらぎは変わらない。
緑色に染まる樹木からキラキラ光る木漏れ日。
マイナスイオン以上の体感が味わえる渓谷にたどり着くとほっとする。
およそ30分。上流の笹の滝を見終えた車と対向する回数は例年になく多いように感じる。
到着したら早速準備に取りかかる。
道具や食材は全員で運ぶ。慣れたもので手際よく川原にセットアップ。
ぶっかけうどんは7分茹で。
それまではフライパンでポークソーセージ、塩たれやステーキたれの鶏肉。
美味くて飛ぶように口に入っていく。
なんでナンコツがないの?って言われてはっと気が付いた。
去年は売ってなかったので買い出しリストに含んでなかったんだ。
もうひとつはチキンソーセージ。試しに買ってみたのだ。
これも焼いてみる。
焼き加減がどうも判らない。
これぐらいでえーやろと口にしたらウゲェ。なんちゅう味や。
プリプリ感もなく今だかって味わったことがない世界。
みなも同じ反応を示した。
こんなものがお店で売っているなんて信じられない。
どう料理するんだろうか。
美味すぎるぶっかけうどんは2回も作って食べた。完食である。
後日、初参加したたけりんが言った。「ぶっかけうどんも全てが滅茶苦茶に美味しかったです。o(^▽^)o 」と。
安くて簡単料理のぶっかけうどんは定番になりそうだ。
他にもフライパン料理がある。
スーパーサンコーで買った漬けタレチキンとジャスコで買った塩たれチキン。
どちらも美味すぎる。あっという間に売れてしまった。
渓谷は山に囲まれて渓谷を流れる水流が涼しさを与えてくれる。
が、やはり天空から降り注ぐ日差しはきつい。
Wさんが持参したタープが設営された今回。みんなは日陰に集まってくる。
キャンプ用の屋根型テントのタープは防虫網があるスクリーンタイプ。
海に行ったときに強風に煽られて飛んだそうだ。
その際にポールが歪んだ。手で戻してなんとか使えるようにしたという。
そのなかで和気あいあいと談笑。話題は多岐にのぼる。
そして撤収。指示はなくともテキパキと片付けられる。
あっと言う間の撤収。
いつもの滝の湯に直行した。
河原からおよそ40分。
民宿津川でいただいた割引入湯券を提示すれば安くなる。
500円が300円になった。ありがたい券だ。
汗も落として湯あがりはスッキリ顔で身体もシャキシャキした。
Mちゃんが発した台詞。おかあさんの足から血が流れている。
どうやらヒルにやられたらしい。
場所はといえば河原でない。車道でだ。
往来の車を避けるために降りて誘導していたときにやられたのであろう。
小さな症状だったのでたいしたことはなかった。
ところがだ。翌日は私もやられていて二日後に痒くなった。
それはともかく大阪からやってくるUさん一家はまだ来ない。
五條辺りを走っているらしい。
1時間以上は遅れるようだ。
割引券はどうするか。
答えは滝の湯に預かってもらう手だ。
民宿津川のお客さんだと伝えたら快く応じてくださった。
それはともかく、再び津川に戻って夕ごはんの宴。
定番の夜食は鮎の塩焼きにお造り、シシ鍋、シカ肉の陶板焼きなど。
このときに発生したデジ一眼カメラの故障。
ERR99だ。久しぶりの再発だ。
これがでればどうしようもない。仕方なくケータイ画像で我慢する。
乾杯してから一時間後、ようやくUさん一家が大阪から到着した。
子供たちのクラブを終えてからの参加。
大きくなったものだ。
お腹もいっぱい。そろそろ子供の時間。
花火大会だ。
おっさんになった我々は座敷でカラオケもせず相変わらず宴を続けている。
数年前からこんな調子になってしまった宴。
つもる話に盛り上がりビールの本数が上昇する。
花火を終えて子供たちが帰ってきた。
たけりんは花火の場所を探してあっちへこっちへ。
とうとう所在が判らないと戻ってきた。
一人で行くと迷子になるんよね。
その後もおっさんは飲み続ける。
朝に清算したら27本も出動していた。
近年最高の本数になった宴は夜10時に閉店した。
その後の寝床は壮絶だった。
MさんとSさんはいびきかき。
別部屋に閉じ込めてはいたのだけど・・・。
まさかたけりんがそれ以上のいびきかきだったとは。
艦砲射撃の連続打ち。
朝まで寝られなかったのはいうまでもない。
隣で寝ていたUさんも悩まされた夜中だった。
(H22. 8.28 SB932SH撮影)