昨年暮れの12月30日、探偵ナイトスクープなどで活躍?している料理人の林裕人シュフが監修した超特大のおせち宝船が届いた。
この商品を知ったのは平成27年9月25日発刊の産経新聞の夕刊だった。
応募規定によれば9月30日までの申し込みであれば、通常価格のところを早割価格の15800円になる。
5200円もお得で超特大なおせちは送料も代引き手数料も無料だ。
電話で頼んだら注文明細書とともに特別サービスが送られてきた。
北海道産のほたて昆布に旨煮が二袋だ。
届いた9月27日の晩食のおかずに食べた。
美味しくいただいたサービス品に満足する。
それから3カ月後の12月30日に届いたメインのおせち。
冷蔵状態で宅配された。
いただくのは二日後の元日だ。
それまでは冷暗所で保管しておく。
蔵でもあればいいのだが、我が家はウサギ小屋。
冷蔵庫もさほど大きくないから入れることはできない。
しかたなく、寒い、冷たい廊下の奥でもたせることにした。
もちろん保冷材は欠かせない。
この超特大のおせち宝船は厳選特産品専門店の大阪市西区北堀江にある「匠本舗」の商品だ。
盛り付けのおせちパックは標準6.5寸に対して、容量は約3.2倍になると書いてあった。
蓋を開けるまではじっと我慢するおせちのお品書きは、烏賊雲丹明太和え、帆立の生姜和え、リンゴ金団レーズンのせ、金箔黒豆、松前漬け、紅白なます、いくら醤油漬け、海老袱紗焼き、海老錦手まり、若鶏柚子胡椒焼き、日向夏ういろう、金柑蜜煮、紅蒲鉾、白蒲鉾、小鯛俵焼、博多焼チーズ、烏賊雲丹かんざし、胡麻くるみ、ひねりこんにゃく、鮎笹巾着、京梅松葉串、紅鮭スモークサーモン、オニオンマリネ、田作り、梅の華練りきり、たたき牛蒡、ロブスター、タラ旨煮、一口昆布巻、かき時雨煮、あんずさわやか煮、焼湯葉巻き、よもぎ麩含め煮串、梅花人参含め煮、椎茸高野含め煮、帆立龞甲(べっこう)焼き、数の子醤油漬け、梅麩、紅鮭西京焼き、手まり餅、鰆西京焼き、活鮑ふっくら煮、海老艶煮の43品目だ。
我が家自家製の雑煮が炊きあがった。
例年どおりの具材に味付けした雑煮は朱塗りの椀に盛る。
カツオ節は振りかけるが、奈良大和ならでは、の、キナコは登場しない。
私もかーさんも大阪生まれ育ち方。
雑煮の餅を一旦引き上げてキナコを塗して食べることはない。
関西風というか白みそ仕立ての雑煮で子供たちも育った。
もちろん正月をともにするおふくろも同じ大阪出身だ。
超特大のおせち宝船には監修した林裕人シュフのメッセージがある。
「年に一度の節会の料理は大切な人との絆を深め、日本の伝統を次世代に伝えていきたい。そんな願いを込めて半年間も僕なりに納得いくものができた。ただ、僕のおせちだけでは未完成。家族が好きなもの、喜ぶものをプラスして、ご家庭ごとの晴れやかなおせちを完成してください」とある。
気配りこもった林シェフの言葉が実に嬉しい。
我が家では自家製の雑煮にスーパーで買った千枚漬と数の子を添えた。
ただそれだけだ。
だれかが一口をつけない限り特大のおせちは動かない。
飾りものでもないが、見て楽しむおせちがあってもいいんじゃないの・・・である。
数分間は視線をおとす家人に囲まれてハレの日を飾ったおせちに一番目の箸が動く。
それを合図に席に近いところから箸が入る。
小皿に盛って一口。
美味しい、の一言が連発する。
こんなにも美味しいおせちパックは初めてだ。
これまでいろんな仕出し料理屋さんが作ったおせちを食べてきたが、ダントツの味加減に箸が止まらない。
もちろん口が止まらない。
林先生が監修した特別なおせちがもうひとつ良いと思ったのは、ほぼ43品目のすべてが区分けしてあることだ。
区分けがあれば味覚は混ざらない。
よくあるのが汁けが他の品目に味の影響を与えるのだ。
上段の6品目はカップに入れてある。
これもまた初めて見る丁寧な盛り付けである。
節会料理があればお屠蘇が欲しくなる。
蔵ではないが、我が家の隅っこを探してみれば日本酒が出てきた。
かーさん曰く、なんでも2本の酒があるという。
うち一本を箱から取り出した。
お酒の名前は「風の森」。
この名で知られる土地がある御所市の風の森だ。
何度か訪れる東佐味。
その土地の酒造かと思えば違った。
住所を見れば御所市本町の油長酒造会社だ。
本町というから町屋だろう。
キャップを開けたらプシュウゥゥゥ。
泡がぷくぷくの発泡日本酒だと思った。
ガラスのお猪口に入れて乾杯だ。
家族揃ってよばれる発泡の日本酒は喉越しスッキリ味。
普段はまったくお酒を飲まない息子たちもかーさんも美味しいという生酒「風の森」の原材料は奈良県産の秋津穂純米。
仕込み水は金剛葛城山系の深層地下水を使用しているようだ。
節会料理が旨くてお酒も進んで、一時間余りで完食した。
仕出しお節はこれまで残すことが多かった。
尤も、本来のお節料理は三が日に亘ってゆっくり食べるものだが・・・。
ところが今回いただいた林先生監修の超特大のおせち宝船は一日にして食べきってしまった。
それぐらい美味しかったのである。
ところで、この商品にはアンケート応募してくださいとある。
こんな美味しいのは製造・販売会社に是非とも伝えたくなるのだ。
総合評価はとても良かった、だ。
家族全員が料理の味に絶賛。
とにかくどれを食べても美味しいと書いた。
特にとすればだが、気に入った料理も伝えたい。
それは家族の意見が集中したひねりこんにゃくにたら旨煮、海老艶煮、かき時雨煮である。
これはちょっというのもある。
購買者の口にもよるかと思うが並べてみれば、博多焼チーズ、鮭スモークサーモン、田作り、一口昆布巻、数の子醤油浸けだった。
ちなみに「匠本舗」の商品である「料理人の林裕人シュフが監修した超特大のおせち宝船」が前年同様に産経新聞で紹介された。
平成28年8月25日の夕刊誌である。
お値段は15500円。
通常価格が21000円のところを、5500円の早期割引を減額した15500円。
送料は「匠本舗」持ちである。
(H28. 1. 1 EOS40D撮影)
この商品を知ったのは平成27年9月25日発刊の産経新聞の夕刊だった。
応募規定によれば9月30日までの申し込みであれば、通常価格のところを早割価格の15800円になる。
5200円もお得で超特大なおせちは送料も代引き手数料も無料だ。
電話で頼んだら注文明細書とともに特別サービスが送られてきた。
北海道産のほたて昆布に旨煮が二袋だ。
届いた9月27日の晩食のおかずに食べた。
美味しくいただいたサービス品に満足する。
それから3カ月後の12月30日に届いたメインのおせち。
冷蔵状態で宅配された。
いただくのは二日後の元日だ。
それまでは冷暗所で保管しておく。
蔵でもあればいいのだが、我が家はウサギ小屋。
冷蔵庫もさほど大きくないから入れることはできない。
しかたなく、寒い、冷たい廊下の奥でもたせることにした。
もちろん保冷材は欠かせない。
この超特大のおせち宝船は厳選特産品専門店の大阪市西区北堀江にある「匠本舗」の商品だ。
盛り付けのおせちパックは標準6.5寸に対して、容量は約3.2倍になると書いてあった。
蓋を開けるまではじっと我慢するおせちのお品書きは、烏賊雲丹明太和え、帆立の生姜和え、リンゴ金団レーズンのせ、金箔黒豆、松前漬け、紅白なます、いくら醤油漬け、海老袱紗焼き、海老錦手まり、若鶏柚子胡椒焼き、日向夏ういろう、金柑蜜煮、紅蒲鉾、白蒲鉾、小鯛俵焼、博多焼チーズ、烏賊雲丹かんざし、胡麻くるみ、ひねりこんにゃく、鮎笹巾着、京梅松葉串、紅鮭スモークサーモン、オニオンマリネ、田作り、梅の華練りきり、たたき牛蒡、ロブスター、タラ旨煮、一口昆布巻、かき時雨煮、あんずさわやか煮、焼湯葉巻き、よもぎ麩含め煮串、梅花人参含め煮、椎茸高野含め煮、帆立龞甲(べっこう)焼き、数の子醤油漬け、梅麩、紅鮭西京焼き、手まり餅、鰆西京焼き、活鮑ふっくら煮、海老艶煮の43品目だ。
我が家自家製の雑煮が炊きあがった。
例年どおりの具材に味付けした雑煮は朱塗りの椀に盛る。
カツオ節は振りかけるが、奈良大和ならでは、の、キナコは登場しない。
私もかーさんも大阪生まれ育ち方。
雑煮の餅を一旦引き上げてキナコを塗して食べることはない。
関西風というか白みそ仕立ての雑煮で子供たちも育った。
もちろん正月をともにするおふくろも同じ大阪出身だ。
超特大のおせち宝船には監修した林裕人シュフのメッセージがある。
「年に一度の節会の料理は大切な人との絆を深め、日本の伝統を次世代に伝えていきたい。そんな願いを込めて半年間も僕なりに納得いくものができた。ただ、僕のおせちだけでは未完成。家族が好きなもの、喜ぶものをプラスして、ご家庭ごとの晴れやかなおせちを完成してください」とある。
気配りこもった林シェフの言葉が実に嬉しい。
我が家では自家製の雑煮にスーパーで買った千枚漬と数の子を添えた。
ただそれだけだ。
だれかが一口をつけない限り特大のおせちは動かない。
飾りものでもないが、見て楽しむおせちがあってもいいんじゃないの・・・である。
数分間は視線をおとす家人に囲まれてハレの日を飾ったおせちに一番目の箸が動く。
それを合図に席に近いところから箸が入る。
小皿に盛って一口。
美味しい、の一言が連発する。
こんなにも美味しいおせちパックは初めてだ。
これまでいろんな仕出し料理屋さんが作ったおせちを食べてきたが、ダントツの味加減に箸が止まらない。
もちろん口が止まらない。
林先生が監修した特別なおせちがもうひとつ良いと思ったのは、ほぼ43品目のすべてが区分けしてあることだ。
区分けがあれば味覚は混ざらない。
よくあるのが汁けが他の品目に味の影響を与えるのだ。
上段の6品目はカップに入れてある。
これもまた初めて見る丁寧な盛り付けである。
節会料理があればお屠蘇が欲しくなる。
蔵ではないが、我が家の隅っこを探してみれば日本酒が出てきた。
かーさん曰く、なんでも2本の酒があるという。
うち一本を箱から取り出した。
お酒の名前は「風の森」。
この名で知られる土地がある御所市の風の森だ。
何度か訪れる東佐味。
その土地の酒造かと思えば違った。
住所を見れば御所市本町の油長酒造会社だ。
本町というから町屋だろう。
キャップを開けたらプシュウゥゥゥ。
泡がぷくぷくの発泡日本酒だと思った。
ガラスのお猪口に入れて乾杯だ。
家族揃ってよばれる発泡の日本酒は喉越しスッキリ味。
普段はまったくお酒を飲まない息子たちもかーさんも美味しいという生酒「風の森」の原材料は奈良県産の秋津穂純米。
仕込み水は金剛葛城山系の深層地下水を使用しているようだ。
節会料理が旨くてお酒も進んで、一時間余りで完食した。
仕出しお節はこれまで残すことが多かった。
尤も、本来のお節料理は三が日に亘ってゆっくり食べるものだが・・・。
ところが今回いただいた林先生監修の超特大のおせち宝船は一日にして食べきってしまった。
それぐらい美味しかったのである。
ところで、この商品にはアンケート応募してくださいとある。
こんな美味しいのは製造・販売会社に是非とも伝えたくなるのだ。
総合評価はとても良かった、だ。
家族全員が料理の味に絶賛。
とにかくどれを食べても美味しいと書いた。
特にとすればだが、気に入った料理も伝えたい。
それは家族の意見が集中したひねりこんにゃくにたら旨煮、海老艶煮、かき時雨煮である。
これはちょっというのもある。
購買者の口にもよるかと思うが並べてみれば、博多焼チーズ、鮭スモークサーモン、田作り、一口昆布巻、数の子醤油浸けだった。
ちなみに「匠本舗」の商品である「料理人の林裕人シュフが監修した超特大のおせち宝船」が前年同様に産経新聞で紹介された。
平成28年8月25日の夕刊誌である。
お値段は15500円。
通常価格が21000円のところを、5500円の早期割引を減額した15500円。
送料は「匠本舗」持ちである。
(H28. 1. 1 EOS40D撮影)