マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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悩ましい・・・いつ決断される

2016年09月10日 08時02分19秒 | むびょうそくさい
3週間ぶりの診察日。

前回より血圧を下げる、タナトリル薬剤を服用するようになった。

併せて排出する尿量を増やすためにラシックス利尿錠剤は1.5倍になった。

0.5倍の錠剤は半錠だ。

決して商売繁盛ではない。

それから数日後のことだ。

変化が見られるまでの脈拍は43拍辺りだった。

このまま順調に上昇すると思っていた。

意に反して元に戻って40拍前後。

稀には38拍まで下がる日もある。

血圧といえば、下がるどころか175まで伸びる上昇値。

体調にも変異がある。

それはうっ血状態と足の浮腫みだ。

辛いのはうっ血症状である。

例えば立っているとする。

立ったままの常態であれば、何事もないような表情で立っている。

テーブルイスに座るときも平然としている。

うっ血症状はあまり感じない。

ところがだ。

立ち位置から腰を下ろした瞬間にうっ血が発症する。

イスに座っていた状態から寝床に入るときもうっ血する。

とにかく腰を屈めたときに発症する。

頭に血がのぼって押さえつけられる。

胸は息苦しい。

お腹は膨満状態になって靴下や靴を履くときな難儀する。

寝床に入ろうとすれば、横になってから一挙に布団を被ることはできない。

一旦は座ってジワっとうっ血が消えることを確認してから横になる。

横になってもドックドク感は頭の中で杭を打つように響く。

足の浮腫みを見ればぷくぷく状態。

焼けたモチが膨らんでいるような感じにも見受ける。

これらのうっ血症状の原因は何か。

答えは簡単。

電極カテーテルアブレーション処置をする日の数日前まで服用していたアンカロンが犯人だ。

服用をやめても体内に残留しているアンカロンが心臓の脈を抑え込んでいるのだ。

心臓はポンプ。

血流を適正な状況で送りだす。

送りだすポンプに力強さはない。

ないから40拍前後の脈拍。

これが50拍を超すようになるまで待つしかない。

つまり、残留する薬のすべてが体外に流れるまでまつしかないのだ。

しかしだ。

待つだけではうっ血症状は出っぱなし。

心臓ポンプに力がないので血流を体内に送ることができない。

少しでもうっ血症状から解放するには利尿剤しかないのが現状だ。

2週間前にその状態に陥ったが、緩む日もある。

緩めば上昇機運に乗ると思って一日をそういう状態で暮らす。

翌日は元に戻る。

それに繰り返しに辟易していた。

この日の診察はなんとかうっ血症状を緩和してほしいという願いを込めて病院に出かけた。

朝のバスに乗って電車駅まで向かう。

前回もそうだったが、平日の早朝便の割には乗客が多い。

これまで地元の停留所で乗るときにはごくごく数人だった。

ビジネスマンを辞めてからは早朝バスに乗ることはない。

この現象は一体何であろうか。

停留所に着いたら地元民が三人。

バス待ちをしていた。

地元民の話しによれば、奈良市側の停留所辺りに介護施設ができたことによって施設の職員の出・退勤にバスを利用しているそうだ。

なるほど、である。

それにしても、である。

朝のバスは難儀する。

定刻時間には必ずと云っていいほどバスロータリーに着かない。

理由は明確だ。

近鉄電車が通る遮断機が下りたまま。

失礼な言い方だが、平日は込み合う車の関係もあって遮断機を潜るに云十分もかかる場合が多い。

遮断機が上がっても次の列車が来る。

北からは橿原神宮行き。

南からは西大寺若しくは京都行きが往来する。

上がってはすぐに警報がなって遮断機は下りる。

待ち受けた車は数台。

通り抜けたところで警報が鳴る。

遮断機は再び下りて停止する。

バスはその都度にエンジンを切る。

こういう具合だから駅に着く時間は一定ではない。

ないから電車に乗り遅れる。

バスロータリーに停車したら駆け足で近鉄電車の郡山駅に向かう人は多い。

私はそういうことができない身体だ。

一歩、一歩がとても遅い。

駆け足でもなく、急ぎ足であれば心臓に負担がかかって息苦しくなり、うっ血症状になる。

だから、カメ歩きになる。

駅に着いたら電車は出たばかり。

待つこと次の便。

徐々に遅れだす病院行き。

平端駅で天理行きの乗り換えもある。

天理に着いたらダッシュ。したいが、できないのでカメ歩き。

JR奈良駅行きのバスに乗ろうとしてもなかなか着かない。

距離はそれほどもないのになかなか着かない。

この日は行きも帰りも遅れが徐々に遅延する。



病院に着けばいつもの通りに診察は機械受付で処理をする。

数台あるうちの一台に診察カードを挿入した。

ふと目が下にいった。

機械に診察カードが置いてあるのだ。

どなたのカードなのか、判らないが、取り忘れたような感じでない処に置いてあるのだ。

いつからあったのか知るすべはないが、このまま放置するわけにはいかない。

病院にはボランテイアのサポーターが機械付近に立っている。

機械受付の操作が判らない人に支援するサポーターであるが、置き忘れた診察カードには気がついていない。

そのサポーターを呼び止めようとしたときだ。

エスカレーターから降りてきた男性と目があった。

忘れもしない桜井市の北白木の住民だ。

度々の村行事を取材した北白木。

祭りごとはいつも顔ぶれが同じだ。

間違いないとお互いに気がつく。

なんでも半年に一度は検査をしなくては・・と話していた。

ゆっくり話はしたいが、置き忘れた診察カードが気にかかる。

手を挙げて機械にサポーターを誘導して事象を伝えた。

サポーターは大急ぎで受付に並ぶ人たちに声をかけて持ち主を探し出した。

ほっとする。

正式な受付を済ませば4階の総合受付に移動する。

いつもの通りの血液検査であるが30分待ち。

発行された番号は289に290。

待ち行列の直近番号は220番だから70人待ち、血液検査だけでも大渋滞だ。

その間を利用されて放射線科受付に行かれたらどうかと案内された。

血液検査まではたっぷりの時間がある。

胸部レントゲンは待つ時間も撮影時間も短い。

正解の道筋案内であったが、戻ってからも5分ほど待つ。

「289番の方、お入りください」のアナウンスに血液検査待合室に移動する。

ここでも待たされた5分後、ようやく呼び出しである。

この日の検査は循環器内科と心臓血管外科の二つの科の検査があるから本数は多い。

次は心電図検査だ。

一連の検査を終えてやっとこさの循環器内科。

前回、心臓血管外科医師から受け取った循環器内科医師へのお手紙を添えて受付した。

手紙の内容は服用する薬剤の一本化である。

医師の呼び出しまでに済ませておく血圧・脈拍測定。

血圧は175-84.脈拍は38拍だ。

待つこと1時間。

予定では10時半だったが、大幅に超えて10時50分になっていた。

体重は若干増しているが、ほぼ一定内におさまっている70kg。

前回、利尿剤を1.5倍したが尿量はそれほど増えていない。

うっ血症状や足の浮腫みを看てもらう。

アンカロンの効き目が切れるのは止めてから3カ月間。

人によっては半年後も場合もあるとY医師は話していた。

このまま脈拍が上がらなければ・・・電極カテーテルアブレーション処置をされたK医師と相談の上、次の手を決断するという。

それは心臓ペースメーカーの埋め込みである。

Y医師の判断は最悪したくない処置。

経過状況を伸ばしてでも埋め込みは避けたいという考えだ。

埋め込みをすれば、もう元には戻らない。

一生、埋め込んだ状態にはしたくないという考えである。

私もそうしてほしいが・・・だ。

今日の血液検査の結果である。

一つはヘモグロビン値。

わずかであるが上昇している11。

最近はポタポタ出血も見られない。

もちろん、値が上昇したのは薬剤のフェログラデュメットが寄与したものである。

BNPの値は前回の診察よりも百アップした。

その範囲であれば、特に問題はないようだ。

もうひとつの検査結果は胸部レントゲン。

うっ血症状は見られるが、肺の水溜まりは多くないという。

うっ血症状は血液循環の問題。

肝心かなめの心臓ポンプ力のひ弱さに尽きる。

とにかく脈拍を上げるには利尿剤の適用薬に手を加えることしかできない。

加えるといっても薬剤に何かを入れるワケではない。

量と薬剤の見直しだ。

結論から言えば、ラシックスは0.5増やして2錠にする。

服用は一挙2錠ではなく、朝に1錠、昼に1錠だ。

もう一つは血圧を下げて尿量を増強する25mgのアルダクトンAを1錠だ。

アルダクトンA錠は服用した記憶がある。

同病院で入院していたときのことだ。

手術を終えて十日目の8月10日だった。

それから数日後の8月13日。

足の浮腫みが消え、尿量も安定したことで停止した錠剤である。

錠剤のなかでも血液サラサラ系のワーファリンは心臓血管外科が内診していた。

今後は循環器に一本化したほうが診察も手間がかからなくなると前回診察された医師の判断。

その手紙を受け取ったY医師も同意されて纏めることになった。

帰り際に気が付いた1件。

つい3日前に奥歯の一部が欠けた。

被せていた歯の元歯が欠けたのである。

地元の歯科医師に行きたいが、可能なのかどうかである。

可能は可能。

ただ、受診される際には心臓弁の形成手術を施したことと服用する薬にワーファリンがあることを伝えれば良いということだった。

薬剤の効果はいち早く検証したいと判断された医師は次回の検査日を一週間後の2月9日にされた。

この日の午後は心臓リハビリも入っている。

いってみれば、その日に合したということだ。

循環器内科の診察を終えたら心臓血管外科。

一日の複数科の診察は疲れがでるが、仕方がないことだ。

診察は前回同様のH血管外科医師。

服用薬剤の一本化を奨めた医師である。

状況はどうかと問診に答えたうっ血症状に足の浮腫み。

同じように症状を訴える。

それについては循環器内科の指示を仰ぐ利尿剤の適用。

口を挟むことはない。

今回は心臓血管外科の血液検査もあった。

結果といえば、特になにもないということだ。

診察は逐一ではなくなり、手術後の弁形成状態の検査だけになる。

検査は前回検査より一年後。

今年の9月初めに心エコーによる検査となる。

半年後プラス1カ月であるが、予約された日は9月6日だった。

忘れないようにいろんな処に印をつけておくことにした。

すべての診察が終わって会計処理。

番号札は774に775だった。

表示されている会計処理を終えた番号は660。

私の番号が表示されるのは20分後になるだろうと思って待った。

結局は25分もかかった。

番号が表示されたら機械で入金処理をする。

薬が出ているので持ち帰る。

ようやく帰れると思って病院前の滞留所で待つ。

前便のバスが出たばかりの時間帯。

午後12時25分に到着するバスを待つ。

それより早く着いたミニバス。バスとの名前であるが、大型ではなく、小型でもない一日2便で往復する天理駅-苣原間のコミュニテイバスだ。

地域の人に限ってではないコニュニテイバスは一般の人も利用できるとアナウンスされた。

これは良かれと思って何人かが乗車した。

このバスにはイコカカードは使えない。

現金扱いなのだ。

しかもだ。コースは別所からプライスカット店など数か所を経由して天理駅に着く。

そうであれば、後続のバスとほぼ同時間になる。

イコカカードが使えないこともあって後続のバスに乗ることにした。

天理ステーションストア内の食事処で昼食を摂って帰路につく。

天理駅で待つこと15分。

乗る電車は普通電車の各駅停車。

平端駅までだ。平端駅からは乗り換えするが、待っていた電車は西大寺行きの急行。

この日に用事に筒井駅で下りなければならない。

ところがだ。筒井駅に急行は停まらない。

仕方なく後続の普通電車を待つこと10分。

この日は往路も復路も待つ時間がやたらと多い。

やっと着いた筒井駅の用事は源泉徴収票だ。

勤務先はしばし休んでいる。

顔を出しておきたいこともあってこの日に立ち寄る。

立ち寄りは予め電話を入れていた。

が、選任担当者は事情で出かけている。

副医院長に現在状況などを伝えて時間稼ぎ。

そうこうしているうちに戻ってこられた。

ようやく入手した源泉徴収票は今週中に提出する確定申告書類の一つ。

すべて揃ったことで整理する。

あれやこれやで朝の7時50分に自宅を出てから戻った時間は午後3時40分。

長い旅に疲れがどっとでた。

(H28. 2. 2 SB932SH撮影)