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韓国料理、お好き?

2013-05-25 15:48:06 | 料理

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版にこんな記事があった。
『イタリアのミネラルウオーターメーカー、サンペレグリノなどが後援する「アジアのベストレストラン50」が先週発表されたが、韓国料理店が一軒も選ばれていないことに一部批判の声が上がっている。
 だが、韓国料理がリストに掲載されていないことに不満を言うよりも、なぜ韓国料理店はリストに選出されないのか、なぜその状態から脱することができなのかを認識した方がいいのではないか。
 リストは、発表イベントが行われたシンガポールに好意的な評価をするなど、内容にやや偏りがあるものの、選出された店の約半数で食事した筆者の経験から言うと韓国料理がリストに一軒も登場しないことは意外ではない。
 なぜなら、韓国の外食シーンはアジアの他国と比較してはるかに遅れているからだ』という書き出しで始まっている。

 そして単に批判するだけでなく、いつも上位にある東京や香港を見習ったほうがいいと言い、韓国料理レストランも努力しだいではベスト50入りも難しいことではない。とエールを送っている。

 ところで、私は一度も韓国料理を食べたことがない。キムチという漬物も。我家の息子は大好きらしい。食べず嫌いかもしれない。

 韓国料理レストランのレシピを見ると、蒸す、揚げる、焼く、炒めるで日本料理と変わらない。料理の種類も居酒屋レベルと言っていい。
 一体何が違うのか。やっぱり見た目だろう。日本食料理店の盛り付けのような美しさがない。味もどうやら微妙な味加減がなさそうだ。韓国料理にはこういう繊細さがないように思うが。

 自画自賛になるが、世界で群を抜く料理は、日本料理とフランス料理に思えてならない。しかし、料理の世界は日進月歩で、日本料理とフランス料理の合作はすでに始まっている。

 食べることに関してだけは、日本に生まれて幸せだと感じる。和食の盛り付けの美しさ、味の奥深さ、器の多彩さを考えると日本料理は世界一と考えてもおかしくない。今夜のレシピが、ぶりの照り焼きであっても。