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タランチュラやバッタ、ゴキブリは栄養価の高い食材? (ロイターの記事)

2013-05-28 17:31:43 | 料理

 栄養豊富なコオロギは、カルシュウムと鉄分が牛肉の3倍である一方、牛肉と同じ量のたんぱく質を生産するのに必要な水の量は数百分の一で済むという。これは「ビリーブ・イット・オア・ノット博物館」のアンドレア・シルバーマン氏の話としてロイターが報じている。

 さらにロイターの記事は続く。『米カリフォルニア州ハリウッドで24日、虫を食材として紹介するクッキングイベントが開催され、「タランチュラのフライ」や「サソリのソテー」などが出された。
 このイベントは、虫の栄養価の高さなどを世界に広める目的で毎年行われており、今年で3回目となる。会場となる「ビリーブ・イット・オア・ノット博物館」のアンドレア・シルバーマン氏は、虫は地球上で最も持続可能かつ環境に優しい食材で、安価に手に入る良質なタンパク源であり、世界人口の3分の2が虫を食べる習慣を持っていると指摘。「タランチュラは素晴らしかった。エビのテンプラみたいな味がした」と語った。イベントではタランチュラやサソリのほか、バッタやゴキブリなどの調理法も紹介された』

 いくら栄養価が高く安価でタランチュラがエビの天ぷらの味と言われても、おいそれと手を出す気分じゃあない。バッタやゴキブリも然り。と一旦は思う。じゃあ、毛がにはカッコいい? なまこは? エビだって見ようによってはグロテスクと言えなくもない。

 実は私も戦時中の食料不足のときイナゴをよく食べたよ。近くの稲田で一杯獲ってきて、焼いて醤油で食べた。目玉も脚もついたままのイナゴ。まずくなかったし稲の匂いがした。

 群馬県の水上温泉では、イナゴの佃煮を売っている。佃煮だから食べられるだろうと買って帰ったが食べられなかった。もうムリ。

 食べるものが何もなくなれば食べるだろうけどね。大震災がお起こって、インフラの崩壊で食料不足に陥ればこの記事を思い出せばいいかも。命をつなげるかもしれない。ただ、虫の多い時期が春から秋ということで、冬に大震災に見舞われたら……どうなることやら。