いつもより動いたテニスの後、久々に「葵」に。ランチにカキフライとビフカツ(1,250円)を。相変わらず綺麗な店内のカウンターで調理を見る。いろいろなソースパンやフライパンが見えて楽しい。フライは揚げ鍋(直径35cm位)で揚げる。肉は切ってあるのから切り出す。(本来はステーキがお職です)牡蠣と共に衣を付け牡蠣から先に油に。高温で泡が立って1分くらい。その間にガルニ(キャベツが芸術的な細切りだ、筋を取るのが大変だろう)を息子さんが。ご飯はつやつや。お味噌汁は大根の千六本で出汁が良い。<o:p></o:p>
カキフライは素晴らしい。衣がカラリとしていて身は半生で磯臭くもない。恐らくよく洗っている。大振りだがたるみがない。先ずはレモンのみ、タルタルソース、醤油(お願いした)で楽しむ。今まで食べたカキフライのなかで一番美味しい。<o:p></o:p>
ほっと一息、ビフカツは衣が揚がっているが中は生。ドゥミグラス・ソースとウスターソースらしいものが掛けられる。辛子もお供に。一口そのままに。鮮烈な旨さだ。衣の外側の味と内側の肉のエキスの味、噛み締める肉の美味しさ。追いかけるドゥミグラス・ソース、驚愕した。昔、初めて食べた時のビフカツの旨さを想い出したくらいだ。試しに辛子もつけたがそのままが最も良い。<o:p></o:p>
食後のデミタス・コーヒーも楽しめる。(できれば店内「すべて」禁煙でお願いしたいものだが)<o:p></o:p>
京都に来るなら洋食はこの店が狙い目だろう。