都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

被害地域の分析について:東北地方太平洋沖地震について(6)

2011-03-28 06:04:17 | 都市計画

 国土地理院のサイトに津波の被害範囲の地図が掲載されている。(http://www.gsi.go.jp/kikaku/kikaku60003.html ) 都市計画にとって地図は必須だ。この時間によくまとめられたものだ。殆どの被害の都市が山が迫り、河口にある。また河川逆流の被害が大きい。唖然とする。<o:p></o:p>

被害地域の人口集計が アトラクターズ・ラボ株式会社に掲載されていた。( http://www.a-lab.co.jp/a20110313.html )大まかに、沿岸から5km以内の人口が150万人とある。避難された方が35万人とすると四分の一にあたり津波の被害が大きかったことが分る。また、避難人数も阪神淡路大震災の概ね1.5倍となっている。<o:p></o:p>

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 災害の市町村について、国は選挙を急いでいるようだが、先ずは用途の見直しと道路の整備が先行すべきだ。これは県の権限だ。そのための調査と専門家が要るなら、自治体や大学の協力を求めるべきだ。自治体としての体裁を先行する政治の意向は理解しかねる。次世代に受け継ぐ都市を作るのがなすべきことだ。お役にたてるならいつでも参加する。<o:p></o:p>

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 それにしても津波の恐ろしさをしみじみ思う。次に情けない政治を思う。<o:p></o:p>

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コメント
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