都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

福島原発はシステムとヒューマンのエラー:なし崩しでは

2011-04-05 05:53:10 | 都市計画

なし崩しというやり方がある。どうしようも無いときだ。今回の原発事故は、システムとして津波のリスクを考えない(または考えたくなかった)体制にある。ディーゼルの発電機器に水が入るというのは解せない。<o:p></o:p>

 次に、事故が起こってからも、ベント、水素爆発、放水、排水と後追いだ。情報の公開も散発的で、気象庁のデータも公表しない。これでは政治と行政と東電の組織の判断ミスといわざるを得ない。<o:p></o:p>

 解決の方策は簡単で、被害がこれ以上拡大しないように、環境に影響があっても行うという意思だ。これがなし崩しに放射線を含む水を放出するとは、補償の覚悟も含め説明責任を果たしていない。やるなら、政府も、東電も腹を括るべきだ。「集団の無責任」を感じる。<o:p></o:p>

 これでまた、福島の復興も日本の信用の回復も遠ざかる。<o:p></o:p>

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 行動には、責任と決断がともなう。なし崩しは曖昧すぎる。<o:p></o:p>

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コメント
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