都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

長周期地震動 制震は有効か:建築も振動工学になってきた

2011-04-25 06:03:10 | 都市開発

新宿センタービルは大成建設の制震装置等で揺れを2割吸収とある。具体的には軸力制御オイルダンパーで吸収するから、自動車のサスペンションのダンパーと同じ様なものだ。(http://www.taisin-net.com/library/taisei_tech/t_respo.html<o:p></o:p>

長周波とは、ゆったりした揺れであり建物が単振動(大地に刺さった振り子が動くようなもの)になったのか。とすると、柔らかい構造で頭が重い程ゆったり揺れるはずで、その周波数(固有振動数)が分らないとなんともいえない。また、地震には直下型もあり、これに打ち勝つ制震装置はあるのだろうか。また、縦揺れには免震(横に動くゴムなど)は有効なのだろうか。ゼネコンの新しい工事受注かと訝る。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 先ずは、地震に耐える構造と、外装のカーテンウオール(上から吊るしてある)、ガラスウオールやガラス窓が外れたり割れたりしないことが肝要と思うが。<o:p></o:p>

 <o:p></o:p>

 建築の動態や振動は地震の種類で解析できるのだろうか。自動車のサスペンションを違う側面がある。オフィスなら荷重や家具・什器の移動の可能性もある上、もともと構造が動的に分析できるのだろうか。接合のモデルはどうするのだろうか。それこそ「1番じゃなきゃだめなんですか」のコンピュータで分析頂きたいものだ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

その前に、地震でも安全な避難通路や建物周辺の安全が余程大事だろう。今回の原発事故も、非常用発電機の配置設計の陥穽だ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする