都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

大阪府庁と大阪市長の選挙:知事と市長どっちもどっちで大阪の沈下

2011-09-30 05:49:05 | 都市経営

 橋下知事は派手で知事の権限強化と新規政策が売り物のようだ。大阪市長は、実直だが特に何も実績がないようにも思える。つっこみとボケのように面白くはなく、反目しているがどちらもマスコミ出身で知名度が高いそうだ。(TVをあまり見ないため良く知らない)<o:p></o:p>

 今回の選挙は争点が「大阪維新の会」の信任を問うもののようだ。大阪都構想については今までずいぶん訝っている。府と市の二重行政が問題なら統合できる分野(初めは水道だったか)から始めれば良い。また関西州(州都をWTCにするという荒唐無稽な発想はなくなっただろうが)はどうなったのか。府も市も課題のプロジェクトの整理・終結もなさず、財政は悪化で生活保護支出が負担となっている。財政の建て直し、産業の育成、都市機能・範囲の集約と用途変更・規制誘導、都市生活の充足などの方策がまるでない。<o:p></o:p>

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東京から機能移転の受け皿としての大阪の期待があるのに、この政治のていたらくでは都市間競争に打ち勝てる訳がない。陸軍と海軍のせめぎあいばかりでは「失敗の本質」になる。泣くのは大阪市民と府民だ。<o:p></o:p>

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コメント
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