論文に反論があるなら、氏名公表で掲載誌か論文集で議論するのが当然だ。今回は新聞も専門性がないのにこぞって疑わしいというだけで騒いでいる。意見の多様化もなくファッショで、ポピュリズムとしか言いようがない。もっとひどいのはネットで、氏名すらない。小学校の告げ口や、いじめに似ているとすら思う。<o:p></o:p>
当方はSTAP細胞を信じているし、小保方さんはiPS疑惑の森口氏(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%8F%A3%E5%B0%9A%E5%8F%B2 )のような方ではないと信じている。(博士論文 http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/42891/1/K-216833.pdf 文章の密度が低い、ページ稼ぎか?)<o:p></o:p>
なぜ、当方が論文の内容について言及しないかというと、専門外でいくら読んでもわからないからだ。論文が本当にわかるのはごく一部の専門家であり、その専門家が意見を言うなら公的な議論の場でないとおかしい。なお、論文には査読という専門家のチェック(検証など意見が出される)があり、今回の騒動はNatureの査読者に失礼と思う。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
今回の騒ぎで、STAP細胞で機会利益があるのは<o:p></o:p>
①フォロアーの利益:瑕疵の指摘により製作法などの開示(の圧力)と、キャッチアップが見込める。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
次に、論点の混同として<o:p></o:p>
②発見と論文は別の評価:研究の目的と社会貢献<o:p></o:p>
研究者と教育者の違い、発表の意義は特許と同じくフォロアー対策、研究者として論文の問題と発見は別物。本当にSTAP細胞があるなら、いっそ研究者を辞めて起業もある。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
さらに今回、日本の研究環境の問題として<o:p></o:p>
③理化学研究所の対応<o:p></o:p>
対応が後手に回り、メディアに充分答えていないため疑念が拡大。理化学研究所はSTAP細胞を評価してリーダーに据えたのに、組織として信頼が揺らいでいること、社会への説明が不十分で遅れたことは課題がある。こんな組織では小保方さんも居づらいだろうから、亀とともに辞めるのも手だ。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
早稲田大学博士論文にも意見があるようだ。これについては小保方さんの「下書きで使った物が残っている」というのは不自然だ。実験過程は同じだから、切った貼ったで済ませましたの方がまだわかる。(決してやって良いことではない、著作権もありブログでも引用は気を遣うくらいだ)<o:p></o:p>
内容( http://stapcells.up.seesaa.net/image/Background.pdf 出所不明コピーをPDF化したもののようで信憑性は判断がつかない)普通は早稲田大学がネットでPDF配布にする。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
今回は早稲田大学の論文にPDFがない。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
上記PDFでは金文字黒表紙製本であり、国会図書館か早稲田大学に納めたもののようだ。これが、「下書き」というのは無理があり、信用ならないというイメージがある。なお、博士論文は審査が完了してからは内容を変更できない。(変更できたら何のための審査か分からなくなる)<o:p></o:p>
しかし、小保方さんが、20ページにわたり引用したとあるが普通はやらない。やる場合は参考文献に挙げて要旨を書く。研究室にいたなら論文の書き方が分からないはずがない。<o:p></o:p>
博士論文の取り下げを早稲田大学にメールしたとの報道があるが、何で漏れるのか分からないのと小保方さんが精神的に追い込まれているのかもしれない。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
不思議だ、しかも信用ならない人物のイメージも自ら作っている。本人がしんどいだろうが説明すべきだ。なお、STAP細胞が本当にできた暁にには、新聞も、ブログなども詫びを入れる覚悟はあるのだろうか。<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
当方は小保方さんを後輩としても支援するのにゆらぎはない。早稲田の心意気だ<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>