都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ターナー展(神戸市博物館):印象派の先駆けで光と細密の対比

2014-03-18 05:56:15 | 芸術

 ターナーといえば夏目漱石の坊ちゃんの「ターナー島」でモデルとなったのがチャイルド・ロハルドの巡礼( https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%AE%E5%B7%A1%E7%A4%BC+%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC&num=100&safe=off&sa=X&tbm=isch&tbo=u&source=univ&ei=L1AIU8u0OMK8kgXovYCABw&ved=0CDUQsAQ&biw=968&bih=539 )だ。<o:p></o:p>

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 ターナーは甘さがあり光と写実が両立していおり、うけやすい画風だ。エドマンド・バークによる崇高と気象の描写という枠組みだ。今回の展示では後期の水彩で早描きのものが特に良かった。Chrom Yellow, Ultra Marine,Vermilionが好みと実際のパレットを展示してあった。緑は嫌いとあったがViridianも水彩で使っており特に薄めた色は青みがかり大好きな色だ。<o:p></o:p>

 スケッチは抜群の才能で補助線もなく一筆書きのようだ。真似ができない。構図はパース重視で近景・中景・遠景の整ったものが多い。色彩は白とクローム・イエローで爆発の光のような明るさが特色だ。また夕陽の作品もあり、印象派の「印象日の出」への影響を思った。晩年はラファエル前派の後ろ楯であったラスキンの支援もあったのはイギリス絵画の歴史の繋がりを感じる。<o:p></o:p>

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 軽く楽しめた<o:p></o:p>

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コメント
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