都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

富美屋(京都 烏丸):中華そばは持ち帰りの味

2016-01-19 03:51:03 | 食べ歩き

雨の日曜、テニスもできず、自転車にも乗れず。自転車の整備、ホーム・ページに絵のアップなどをして過ごす。カロリーは要らないなと雨のなか、11時の口開け目指して近所の富美屋に。雨でも紅葉の季節は観光客が多い。アジアの方や乳児連れの夫婦が富美屋鍋と炊き込みご飯を。さりげなく仲居さんが乳児用の冷ます御椀など、火傷しないようにさりげない配慮があり微笑ましい。

 中華そばは590円で、黒い出汁。チャーシュー厚いのが4枚、シナチク大量、葱もこんもり、太もやしもたっぷり。しかし、汁が塩っぱく、和出汁にチャーシューの煮汁を入れたみたい。チャーシューもメンマも出来合いのお味がする。麺も伸び伸びでだまになっている。

 これは大丸などで売っている持ち帰り中華そばのお味だ。インスタント・ラーメンを作って供する店が河原町にあったが、あれの応用みたいだ。

 まずくはない、安いし、雰囲気は良いし、楽しめる。しかし、中華そばとしては疑問なお味。ここでは、柔かうどんに甘目の出汁という、京女の情けか匂いを想起させるうどんが良い。富美屋鍋も良いが、おじやうどん(船場の松葉屋が元祖)の卵黄身だけが好きだ

 ここでは、きつねうどんとかやくごはんのセット(780円)が好きだ。きつねうどんの分厚いきつねは三角に切ったのが4つのり、九条葱が大量。山椒多めの七味をたっぷり。白菜とお揚げのたいたんなどがついて、人参が入ったかやくごはんをうどんの汁でしみじみ楽しむのが好き。麺は丸くてやわらかめは京都の伝統。

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