都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

会社という病(江上剛):まっとう、銀行を基準としているのは異論もあるが

2016-05-07 04:18:48 | 世情

 早稲田の政経の留年組とは知らなかった。役に立つのが多いが異論もある:

・会議は責任を負いたくないから、小田原評定になりがち

・残業は上司が無能→働くふりの部下も無能だろう

・現場無視はヴィジョンの共有化がない→何が利益の源泉か考えていないだけでは

・一旦の功はST(短期)、万世の功はLT(長期)とあるが、会社内キャリア形成(会社に忠実)と専門家(技能で転職)はいまも相いれない→昇進とは会社への忠実度(貢献ではない)の評価

・根回し→キャリア拡大になるのは事実だが、嫌いだった。こんな社内売り込みや調整よりも社外への対応がないのが大企業病だ

・営業はクリエイティブ→そのとおり、ただしトップの5%くらい、あとは経費のことしか考えない

・営業は耳にあり→聞いているだけではだめ、言ってくる内容を予測し提案できないと一流ではない

・ゼネラリストよりスペシャリスト→会社に頼らなくても生きていけるから

・沢庵和尚の「上中下三字説」で中は上下をつなぐ→あたりまえだ

 暇があるなら読むと時間つぶしになる本

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