都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

洛西の大枝の山に筍を掘りに行く

2019-05-18 02:33:19 | 京都

 連休でやっと暑くなった。荊妻の友人が、大枝に筍山を持っており、筍掘りに誘われた。桂駅から、洛西ニュータウンのロータリーを経由して筍山に入る。竹林は涼しい。

 大きな筍鍬(刃と柄が同じくらいの長さで70㎝位)、重いのを貸して頂いた。これで、頭を出した筍の周りを接線状に周りを掘り、根のところが分かると、突いて切り掘り出す。

 筍はぶちという地下茎から生えており、この間を最後に切ると、赤いぼつぼつと根が出てくる。筍はぶち(掘っていると当たるのでわかる)の方向がへこんだバナナの形状になっているようで、この部分を狙うと楽だった。結構な労働で腰が疲れる、汗がだらだら。

 中腰で右手の親指が痛くなる。1時間半掘るとくたびれて、皮むきに回る。根を落とし、縦に切れ目をいてた筍の皮をむくのだが、皮が6割位でかさばる。これは竹林に捨てる。

 ついでに、捨てる中の柔らかい穂先を食べてみたが、えぐいだけだった。湯掻かないとだめだそうだ。なるほど、人間はパンダとは違うと思った。

 竹林の管理は、4月末から、残す竹を選定し、その他は筍として食用にするという。6月には成長した竹を揺らし先端を折り、高さを揃える。その後、チェーンソーで古い竹を伐採する。なお、土壌も藁を敷き、上に別のところから取った土をかぶせると柔らかくなり良い筍が取れるとのこと。やはり、竹林の管理は大変だ。しかも、季節により「竹林のためにやらないと」で休めないとのこと。

 また筍は傷の有無で10倍値段が違うため、名人が有利、しかもモグラのようにちゃっちゃと掘り出すとのこと。

 重い筍を洛中まで阪急で運ぶと疲れた。シャワーの後、一杯、午睡、しあわせ

 ひと眠りのあと、筍料理。お味は、穂先を焼いて、茹でた穂先を焼いて、天ぷらで食べたが、天ぷらがうまかった。頂いた、ゆきのした( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%82%BF )の天ぷらも良かった。

コメント
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