都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

中華蕎麦とみ田(京都大丸祭事):つけめんとラーメンの狭間

2011-09-15 05:41:20 | 食べ歩き

 京都大丸の催事にあり、ラーメン750円は新大阪 時屋のつけめんの汁に暖かい麺を入れたら似ている。塩っぱいスープで、熱くすると焦げるからかぬるめ、野生的で荒れたお味だ。複合で野菜らしき重みが今日風。チャーシューはバラ巻きで暖まっても固い。美味しいような、もたれるようなお味だ。麺は味わいのある太麺だがなんだか力がいまひとつ。自家製麺でなく祭事だからか。<o:p></o:p>

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今までにないラーメンで面白い体験だ。お土産にご自宅つけめんというのもある。<o:p></o:p>

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美々卯本店でのうどんすきに驚く

2011-09-14 04:33:50 | 食べ歩き

 美々卯は大好きだ。本店にて夜のコースでうどんすきを食べたが、出汁、麺ともに良かった。汁が継ぎ足しても濁らず、重みもない。麺がしっかりしており、具材も下茹でがしっかりしているのだろう。(はじめにアクをしっかりとるのが秘訣)<o:p></o:p>

 無料で追加できる うどん、そば(これが美味しい)のいずれも味が良く、のどごしが素晴らしい。そばは古風に六つの取り分けで盛られてきた。継ぎ足して濃くなる出汁とうどん、そばは酒のつまみにも良い。<o:p></o:p>

 看板まで居て大満足だった。<o:p></o:p>

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本店は個室もあり味も飛びぬけている<o:p></o:p>

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白銀亭(瓦町) カレー:このタイプはあわない

2011-09-13 06:10:41 | 食べ歩き

 もともとインデアンカレー系は好きではない。カレー(700円)は、一味、脂・小麦粉・スパイスの炒め、フルーツ・チャツネを感じる。脂が唇に残り旨味か厚みともいえるがどうもあわない。甘い上、辛さもどうもなまぬるい。   <o:p></o:p>

付け合せの福神漬けも甘酢玉葱(たまたま、しなしな)も面白いが甘さの重なりがくどく感じた。店内は清潔で、揚げたてのとんかつやデポでの茹でたてほうれん草などは新しい。<o:p></o:p>

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カレーは好き好きだが、大阪ねっとりカレーに属しており人気は高いようだ<o:p></o:p>

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東山の月を愛でる

2011-09-12 05:37:04 | 京都

 秋の満月。桂の中村軒の月見団子も美味しそうだ。秋が近く、空が澄んで、窓も綺麗になった。群雲に月がかかる。<o:p></o:p>

東の雲の上に朱がかかり、背景の薄い空色との対比があり、月がぽっかり浮かぶ。鳥が飛ぶ。風が動く。東山の緑が影になる。<o:p></o:p>

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一杯、また一杯。秋を想う。風は立ちぬ。<o:p></o:p>

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大阪都とは:権限の単純化、小さな政府で、正しい福祉

2011-09-11 05:19:20 | 都市経営

 大阪都構想は、大阪市の区部を特別区にして、その後、大阪府全体と大阪都にするというが、大阪都と特別区の二重行政になるというのだろうか。<o:p></o:p>

 国、都道府県、市町村という階層状の行政ではなく、大都市は独自の権限を持たせるというのが政令指定都市のあり方でないのか。むしろ、関西州ができて、国からの補助金と税金の縛りを解くというのから分る。その関西州は大きいため、核都市の行政、つまりは政令指定都市レベルには権限付与とするのが順当ではないか。<o:p></o:p>

 どうも、道州制というありかたと、関西都は別の考え方と思われる。橋本知事が大阪府と大阪市を二重行政というなら、独立のメリットも考えるべきだろう。都市計画でも市町村レベルの発案が求められている。つまりは住民密着での発案・企画・実施だ。<o:p></o:p>

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今までの大阪府と大阪市の問題はおのおの大型プロジェクトありきで、反対が多く地味な「効率化」と「リストラ」に日が当たっていない。WTCの問題にしても市のお荷物プロジェクトが清算され、府が受け持っただけだ。都市としての大阪は中心部に「集中」している現状だ。周辺部は用途の変更など考え、住宅化や都市産業の受け皿としての活用を考えるべきだ。また、大阪市の生活保護や職員数と給与など歳出の課題も多い。<o:p></o:p>

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大阪都で大阪再生になるとは思えない、「改革」よりも地味な「改良」の積み重ねが欲しい<o:p></o:p>

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洋食の朝日 ハンバーグ:普通、お皿が問題

2011-09-10 06:03:00 | 食べ歩き

ハンバーグは900円で目玉焼き付き。柔らかくジューシーで一杯かかるドゥミグラス・ソースも良いが、旨味がいまひとつ。深皿のためか、ソースとハンバーグの熱でキャベツから水が出てくるのは困りもの。<o:p></o:p>

 それでも御新香とご飯で御代わりしました。<o:p></o:p>

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洋食の朝日ではトップ価格シリーズのビフカツ、グリル・チキン、ポークチャップが輝いており、フライでは牡蠣とヒレ・チーズ焼きが特筆される<o:p></o:p>

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兪(新町四条) 八宝菜と鶏の甘酢団子:炒め方がプロの技

2011-09-09 06:12:57 | 食べ歩き

ランチ(800円)はお得。甘酢団子は2個で冷えている。八宝菜はキャベツ・青菜・人参・木耳と揚げた豚肉・烏賊・海老が入る。しゃきしゃきのキャベツは炒め方が絶妙だ。ご飯が進み、スープが美味しい。なんとも満足で、八宝菜に酢を足してもさらに味が深くなる。<o:p></o:p>

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兪は安心できるお味だ<o:p></o:p>

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まんまるの月(三条烏丸):コースはもてなしがなく、味は疑問だが鉄板炉端焼きの可能性も

2011-09-08 05:44:42 | 食べ歩き

評判が良いようであり、初めてで2,500円のコースを選んだ。鉄板炒めとお好み焼・焼きそばのお店だが系列にはハンバーグやワインの店舗もあるようだ。鉄板は店の中央にあるが、カウンターとテーブルで、どこか居抜きのような内装だ。<o:p></o:p>

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コースの内容は<o:p></o:p>

ポテトサラダは凡庸。フライドオニオンがかかる

せせりの炒めは熱いうちは良いが、冷えると味が落ちる(皿が冷たい:以下同じ)
ゲソのバターはマヨネーズとエスニック風のディップですが、バター醤油炒めに必要でしょうか。
京都ポークはえらく甘いお好み焼ソースにバルサミコが入っていますがなんともくどい、肉の美味しさなど分らない。塩のみで充分でしょう。
塩焼きそばはゆでたての太麺ですが、炒めがあまくぼそぼそ、ソースはバターかファットスプレッドの味がくどくします。また冷たいお皿ですぐ冷えます
デザートはフレンチ・トースト付きアイスクリーム(女性に好評です)
会計に「コースはカードが使えません」とのこと。

全体に
・薬味、調味料、組合など「加える」のがコンセプトで味がくどくなりがちで濃い

・素材はせせり、ゲソ、麺など原価が低いものが多い

・化学調味料の使用を感じる(未確認)
・作り手サイドで出されゆったりできない(鉄板の炉端焼きみたいだ)
・皿が暖めてもおらずすぐ冷める

・威勢は良いが、マニュアル重視がサービスは十全ではない

など課題が多い。味の濃さから若向きのお店だ。反省した、次回は無い。鉄板ならステーキみその のランチがお得だろう。お好み焼なら三十三間堂の吉野、二条の夢屋がお薦めだ。焼きそばなら、五条の おやじ やキャベツたっぷりの ふくい もある。

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鉄板での炉端焼きの可能性は感じた(みその はお好み焼出自のステーキで一世を風靡した)<o:p></o:p>

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JR大阪三越伊勢丹再訪:上品過ぎるのが課題か、良いお店なのだが

2011-09-07 05:54:47 | 都市開発

売上が低迷していると聞いて再訪した。今度は、オフィス棟(4階までエスカレーター)のエレベーターと連結している11階から見た。なお、11階にあるコンビニやJTBなどはオフィスのための施設と納得した。カップ麺かかえてオフィスのエレベーターに乗り込む姿は、なぜか「建前と本音」という言葉が浮かんだ。14階の空中農園もなかなか楽しい。しかしそこにある意義がいまひとつ分らない。むしろ、周辺の風景や景観を楽しみたいのに無粋なフェンスやパラペットが邪魔をする。<o:p></o:p>

 閑話休題、JR大阪三越伊勢丹(以下 大阪伊勢丹)は分りやすいWエスカレーターが中心にあり、小ぶりなのが特徴で、かつデパート企画・編集の平場(たとえば、秋物ブーツをブランドで区別せず、色別・形別にそろえ取りまとめる など)が特色だ。<o:p></o:p>

 メンズ(8階)など万年筆、ライカやオーディオのB&Oなどあり趣味性が高いが、客はいない。ネクタイも取りまとめてあるが、色別、スタイル別、パターン別などの主張は感じられない。B&Oなどは家具売場で提案型にしたほうがよほど似合う、中途半端な企画だ。もっと感動する物量や切口が欲しい。それでも他のデパートにはない平場のとりまとめで個人的には好みで、使いやすい。財布など、ブランド横断で好きな形、サイズ、色が選べる。<o:p></o:p>

 45階のレディースはどうも閑散としている。見渡しが吹き抜けで邪魔されている。吹き抜けまわりではなにか異臭も感じたのはどうしたのだろう。(下からの食べ物の臭いか?)確かに、ブランド別になれ、ゴージャス好みの土地柄では「一寸違う」感じなのだろう。<o:p></o:p>

 報道では大阪伊勢丹(1.5万坪)に隣接するルクア(6千坪)が売上、来店数ともに上回っているという。この8月ではそれぞれ32億円、300万人と35億円、410万人だ。坪効率は21万円/月・坪と58万円/月・坪と大幅に違い、大阪伊勢丹は不調だ。一体化しているSCのルクアは好調だ。ルクアの角にあるセレクトショップの積み上げは外から見ても綺麗だ。いっそ大阪伊勢丹はじっくり熟成すれば良いのではないだろうか。<o:p></o:p>

 飲食について、大阪伊勢丹の10階のレストランはテナント選定がいまひとつな感じだ。地下の食料品売場は充実しており楽しい。特におとりよせ関係が強く、昔のクイーンズ伊勢丹(新宿)で長命寺の桜餅や言問団子を買ったのを思い出す。<o:p></o:p>

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関東の雄が関西の流儀を学び取れるか、建築が特徴的な京都店とは違う<o:p></o:p>

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三中西(新町四条下る):ちらしは普通

2011-09-06 05:21:12 | 食べ歩き

 暑さもあり、平日でもあり三中西でお寿司に。(土日は休み)ちらし(1,000円)は吸い物が付くが、蛸の柔ら煮が珍しいくらいで、海老、薄く焼いた旨味のある玉子の他には、烏賊、赤身、カンパチなど生魚が載る体裁。山葵が少ないが、生姜は多い。お腹がすいていて数分で食べ終わった。お吸い物も普通。全体に東京と京都の間のようなお寿司だった。<o:p></o:p>

 新町には向かいの矢尾定など和風のお店も多い。祇園祭では船鉾の近くだ。<o:p></o:p>

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お昼は大盛かにぎりを別に頼むのが良いかも知れない<o:p></o:p>

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テニスで真っ黒:日焼けは疲れる、台風一過の雨のなかも楽しむ

2011-09-05 05:50:14 | 趣味

 この夏は暑さもそうだが、陽射しがきつかった。日焼けで真っ黒、かといって長袖・パンツでやると汗が凄い。日焼け止めもやらないよりマシの程度。あまりに陽射しが強いと何故か足に来て動きが悪くなる。また、4時間で2?のドリンクが無くなる。シャワーの後、シーブリーズを塗るがひりひりする。<o:p></o:p>

 台風が去って、テニスを3時間やったら、雨がざんざか。ずぶぬれ。靴の中まで濡れて結構疲れた。それでも、秋の気配で日焼けもおさまる。<o:p></o:p>

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本格的な秋が楽しみだ<o:p></o:p>

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円高で騒ぐな:必要なのは財政再建

2011-09-04 05:40:32 | マクロ経済

アメリカの金利も低下で全世界、流動性の罠(liquidity trap)にすっぽりはまり「あまり金」の時代となった。<o:p></o:p>

国債のCDS Price(保証料)はアメリカが0.4%日本は0.7%だ。10年国債の利回りはそれぞれ、2%1%だから、リスク・フリーで考えると、それぞれ1.6%0.3%でアメリカが日本を上回る。買うならドルだが、今後も下がる見込みなのだろうか。(それはインフレやGDP成長率などにもよる)格付けはドルが円より高い、<o:p></o:p>

新聞に、実質金利は日本がデフレだからプラスで、その他の主要国がマイナスだから円高とあったが、これは実質金利平衡説(インフレなら通貨は下落する)の一部で、将来の期待(Expectations)も考えていないため説得力に欠ける。<o:p></o:p>

ドルと円で考えると今の水準はオーバー・シュートだ。ということは、ドル投資やユーロ投資の良い機会だ。となると円が外貨に向かい、日本国債は買われなくなり、財政赤字が問題に更になるというシナリオだ。<o:p></o:p>

日本の金は日本の中でからだんだん変化する。今までは、有利な貯蓄(インフレと国債の高利回り)があったが、これからは外貨シフトだろう。となるといよいよ財政赤字(国から民間への借金返済)が問題となる。<o:p></o:p>

財政再建のための増税についてはレーガン時代に富裕層の税制緩和(例のサプライ・サイド・エコノミクスのラッファーカーブ http://www.findai.com/yogow/w00214.htm )についてアメリカでも「富裕層の材率が秘書より低い」と批判がある。また、法人税の低減なども要望されているが実効性は証明がない。むしろ、格差是正と労働力の有効活用のために生活保護の見直し、職業訓練などを「まえむき」に考えるべきだ。コスト・カットもあり「大きな政府」はいらないが、「活動する政府」は必要だ。(この前までの「意見だけ」の総理も要らない)<o:p></o:p>

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今度の内閣は信頼できるか。ポピュリズムの壁に向き合い、前に進めるだろうか。<o:p></o:p>

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台風の音

2011-09-03 06:20:33 | 京都

 台風と聞くと血湧き肉躍る。風の「ゴー」という音、湿気、低気圧への変化が好きだ。音を聞きながら、テレビのニュースを見るのもたまらない。(今ではネットが主だが)<o:p></o:p>

 昔(伊勢湾台風の後くらい)は雨戸を打ち付けたりして暗いなか、停電などもあり「いつもと違う」雰囲気が強かった。浸水対策も避難が主で、近くの「鉄筋」に向かったものだ。<o:p></o:p>

 そのとき、鉄筋のアパートの子がチキンラーメンをひとりで食べていたのが印象に残っている。だからと言って好きでもないが、台風が来ると「缶詰」など思ってしまう。<o:p></o:p>

 台風は風の音と湿気と低気圧が過ぎ去ったあと、青空とゆったりした風の風景に展開するのが好きだ。枝などが道に広がっているが、路面も建物も雨で清々しい。<o:p></o:p>

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台風で離宮の拝観を取り止め

2011-09-02 03:47:06 | 京都

朝の桂離宮は無理すれば歩けるだろうが、石で滑ったり、橋から池に落ちたりという危険もある、。<o:p></o:p>

風に舞う樹木は面白かろうが、軸組みの繊細な建物は、風の影響で養生かと思うと落ち着かない。空の色もいまひとつだろうという理由で取りやめ。<o:p></o:p>

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昼からの修学院は自転車で行くことが多いが、濡れるし強風に煽られるからこれも止める。<o:p></o:p>

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土曜日にはテニスもできず、家にいて台風をしみじみ感じるつもりだ。風のがたがたと揺らす音、隙間から音を出して通り抜ける風、むっとする湿度。<o:p></o:p>

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何故か公園ではつくつくほーしが鳴いていた。秋も近い。<o:p></o:p>

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曲がり角の日本語(水谷静夫):現代の問題と自説の展開

2011-09-01 05:48:51 | 世情

 独自の文法論の展開と日本語の変化が論じられている。文法論は面白いが著作をまとめた内容で分りにくい。<o:p></o:p>

 言葉の変化は面白い、知見としては;<o:p></o:p>

・「意味のすりきれ」という、意味の変化とその要因の分析<o:p></o:p>

・言葉の変化は100年ほどか、平城京から山城の平安京の70年で大きく変わる(万葉集が読めなくなり注釈が付く)<o:p></o:p>

・「誤った敬語」は文化審議会も要因<o:p></o:p>

・敬語の問題<o:p></o:p>

(あるお店の広告)「厳選された素材の~天ぷらがいただけます」→山の手の「食べる」の気取った言い方「いただく」が転用されたか<o:p></o:p>

「食べる」も「食う」、「食らう」の丁寧語→明治後期から昭和中期の獅子文六や山本嘉次郎の食べ物随筆にあの店では、うまいものを「食わせる」というのはもともとの「食う」、「食らう」からか<o:p></o:p>

「させていただきます」→責任回避、関西の商人の用語か、念仏宗系統が使い出したのかはじめは筋が通っていたのが転用、「したいと思います」、「命令形の減少」も指摘されている<o:p></o:p>

・「に」と「で」の混淆(こんこう)の指摘はうなずける<o:p></o:p>

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日本語の乱れの背景・内容が分り楽しめる著作だ<o:p></o:p>

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