都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

今井(大阪 道頓堀):しなやかな麺、緊張感のある出汁、お揚げと葱の斜切りの対比

2014-10-17 05:19:04 | 食べ歩き
 久々に道頓堀を訪れるとグリコの看板が綾瀬はるかになっていた。アジア人観光客からカメラを渡され写真係になる。半分はアジア系旅行者だ。道頓堀もサン・アントニオのパセオ・デル・リオにしようとしたのだろうが、ドン・キホーテの奇怪な観覧者や建物の裏が見える奇観だ。道頓堀通は、カニは動くは、蛸はくねるは、河豚は飛んでいるは、ビリケンがあるわでテーマ・パークのよう。

 そのなかで柳の木の奥に今井がある。きつねうどん大盛り(1,080円)は大きい。麺は、しなやかで柳腰というべきもの。加減が良く、汁との馴染みも良い。
 出汁は、凛とした緊張感と深みがあり、薄味がだんだん濃くなる。葱は斜切りの薄切りで臭みもなく、甘くうまいお揚げに変化をつける。

 高いが美味い、道頓堀の歴史を背負うお味だ
コメント
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