久々に道頓堀を訪れるとグリコの看板が綾瀬はるかになっていた。アジア人観光客からカメラを渡され写真係になる。半分はアジア系旅行者だ。道頓堀もサン・アントニオのパセオ・デル・リオにしようとしたのだろうが、ドン・キホーテの奇怪な観覧者や建物の裏が見える奇観だ。道頓堀通は、カニは動くは、蛸はくねるは、河豚は飛んでいるは、ビリケンがあるわでテーマ・パークのよう。
そのなかで柳の木の奥に今井がある。きつねうどん大盛り(1,080円)は大きい。麺は、しなやかで柳腰というべきもの。加減が良く、汁との馴染みも良い。
出汁は、凛とした緊張感と深みがあり、薄味がだんだん濃くなる。葱は斜切りの薄切りで臭みもなく、甘くうまいお揚げに変化をつける。
高いが美味い、道頓堀の歴史を背負うお味だ
そのなかで柳の木の奥に今井がある。きつねうどん大盛り(1,080円)は大きい。麺は、しなやかで柳腰というべきもの。加減が良く、汁との馴染みも良い。
出汁は、凛とした緊張感と深みがあり、薄味がだんだん濃くなる。葱は斜切りの薄切りで臭みもなく、甘くうまいお揚げに変化をつける。
高いが美味い、道頓堀の歴史を背負うお味だ