みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

夢の浮島

2008-08-23 | 猫の里親募集
         源氏物語の最終章である第54帖は「夢浮橋」ですが

         ヴェネ猫さんがお住まいのヴェネチアは「夢の浮島」

         何故かと言うと、もともと大規模な埋め立てによって人工的に創られた島なので

         いつかは水没する運命。つまり常設蜃気楼の親玉なのです


         常設蜃気楼=夢の浮島を俯瞰してみると・・・

         

         古い絵葉書をスキャンし、ペイントメニューで番号を書き込みました

         1)ヴェネチア本島(つまり狭義でのヴェネチア)
         2)テーラ・フェルマと呼ばれる陸地(本土=ヨーロッパ大陸)
           メストレと呼ばれるヴェネチアの新市街(後方に霞むのはアルプス)
         3)ヴェネ猫でアップした塔からの写真に見える地区
         4)ヴェネチアの墓地の島サン・ミケレ
         5)ガラスで有名なムラノ島
         6)サンマルコから向かい側に見える細長い島ジューデッカ
         7)サン・ジョルジョ・マッジョーレ島(ヴェネチア・サミットの会場)
         8)手前に伸びてヴェネチア諸島をアドリア海から隔てるリド(映画祭会場)
         9)私の好きな小島サン・ラッザロ(18世紀アルメニアから入植した
           修道僧の尽力で、不毛の島が緑豊かな修道院の島に)
          私の好きな怪物の島は絵葉書の右外側で少し離れています。


         ヴェネチアの航空写真:昔のヴェネチアは本当に島で、船で渡るより方法がありませんでしたが、
         19世紀半ば以降、列車用の鉄橋、一般の橋が架けられ、ヨーロッパ大陸と結ばれています。



蛇足
ヴェネチアを愛したオーストリアの作家ヘルツマノフスキー・オルランドは「ヴェネチア市民は、外出するたび迷子になる」と書いています。もちろん、これは大袈裟ですが、よそ者にとって迷路の街であることは確か。私も数回滞在するうちに、かなりスイスイ歩けるようになりましたが、その後も、うっかり油断すると「脱線」しています。
逆に、あるホテルのレセプションの人は「ヴェネチアの端から端まで上手に近道、抜け道を使えば約1時間で歩ける」と話していました。



           

         Kotokoさん家の寄宿生、も一度紹介します

         超ファッショナブルな毛皮の裕(みち)ちゃん
         

         立ち上がるとメルヘン猫そのもの
         
         左の祥(さち)ちゃんも可愛いですよ

         愛らしい香ちゃん(ちょびヒゲはモダンな女性のファッション)
         

         小さなレディー舞ちゃん
         


         
         詳しくは「猫と犬と」および「あなたと共に」をご覧ください