みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

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仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

晩餐教会

2010-03-05 | 旧市街


     私の住んでいる街にも、名所となっている教会が色々ありますが
     そのほかに観光客の訪れない「地元民の」教会が沢山あります。
     これから時々、知られざる教会を紹介しようと思います
     「そこらへん」がどんどん増えているので「旧市街」という項目を新設
     これまでの「そこらへん」記事からも旧市街分は順次カテゴリーを変えます。


     先週土曜日、好天だったのでアラビア語コースの後「晩餐教会」へ寄りました

     教会はブルク劇場の裏手にあります
     
     ブルク劇場については西洋ゲゲゲ参照

     窓の飾り模様も色々
     
     塔のてっぺんがちょん切れたようなのは、オスマントルコ軍の大砲で破壊されたため


     教会の「本名」はミノリーテンキルヒェ(直訳すれば「小さい兄弟の教会」)で
     ローマカトリックのフランチェスコ会に属する教会です。
     起源は13世紀で、市内で最も古いゴシック教会のひとつですが、増改築が繰り返され
     バロック化された後、19世紀に再ゴシック化され、混合スタイルになっています。
     18世紀後半には、在住イタリア人のための教会となり
     「正式名称」は「イタリア国民のための雪のマリア教会」(長~い

     この教会は「最後の晩餐」の原寸大モザイク・コピーがあることで知られています。
     ナポレオンが注文したのですが、出来上がったのは彼の失脚後だったため
     舅に当たるフランツI世が買い取りました。


     「最後の晩餐
     

     京都府立陶板名画の庭にある「最後の晩餐」とは、ちょっとタイプが違います。
     でも、ミラノへ行くより落ち着いて静かに鑑賞できるところは同じ


     教会内部のピンボケ写真を少し・・・


     ゴシックに典型的なアーチ形天井
     

     アッシジの聖フランチェスコ(フレスコ画)
     
     古い時代の建物の残りと思われますが、詳しい説明無し

     説教壇
     

     バロック様式の祭壇
     

     パイプオルガン上のステンドグラス(新しいものです)
     

     中央祭壇と祭壇画
     



      続く  乞無期待 


     以前の観光名所外教会
     教区教会
     へんや