みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
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ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

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マリアの雪

2010-03-09 | 旧市街


   前々回からの「ミノリ」シリーズ最終回

   前回最後の写真のところを教会と反対の方向へ進みます


   すると、すぐ、こんなランタンのある建物が・・・
   

   それは実は総理府の建物 (建物の向こう側の道を出てきました)
   

   その向かい側に大統領官邸
   
   国旗が出ているので、大統領ご在宅 (青いのはEUの旗)

   大統領官邸は実は、かつての王宮の一部で・・・
   
   官邸の後ろにこの建物が続き・・・

   更に新王宮と呼ばれる弓形の建物に続いています
   
   現在、弓形部分の内部には国立図書館と博物館があります

   皇帝の居城がなぜ王宮かというと、皇帝さんは、色々な国の国王でもあったので
   日本語では便宜上「王宮」と呼ばれます (帝宮は「低級」と間違えるせいか



   ここまで来て漸く、総理府の建物の向こうに「晩餐教会」の屋根が・・・
   


   最後にもう一度、晩餐教会=ミノリーテン教会(イタリア国民の雪のマリア教会)へ・・・

   空き地が少なく撮りにくい正面ファサード(Wikipediaフリー画像)
   
   両脇の出入り口が壁になっているのは、巨大な建築の支え部分を強化するため
   ・・・というのは私の推定です



  

前々回、便宜上「雪のマリア」と書いていますが、「マリアの雪」あるいは「雪降らせのマリア」と書く方が正確かも知れません。
伝説によれば、西暦432年8月4日から5日の夜、ローマの貴族夫妻のところにマリア様が現れ「明日、雪の積もっている場所に教会を建立すれば、あなた方の望んでいる子供が生まれます」というお告げがありました。真夏に雪など不可能なはずですが、翌日、エスクイリーノの丘に一ヵ所だけ雪があり、ここに建てられたのがサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂だということです。この伝説から「雪のマリア」という呼称が生まれました。

Wikipedia:Maria Schnee(雪のマリア、またはマリアの雪、ドイツ語)
Wikipedia:Minoritenkirche(ミノリーテン教会、英語)