みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

アラビア語コース終了

2020-08-09 | おきにいり

アラビア語はちっとも進歩しませんが、いまだに面白くて飽きません
今年は3月半ばからのCovid-19シャットダウンで2カ月コースが無かったので、いつもは6月で終わるコースが7月末まで延長され7月25日に終了式がありました。
10窓になってから、まだ色々不明点も多く、ピンボケ写真の修整をしていないので、本当にピンボケのままです

会場はアフリカ・アジア研究所(AAI)にあるカフェです。
皆マスクをしていませんが、通りに面した大きなガラス窓やドアが開放されており、準屋外だからだと思います。


主催者の挨拶


後ろの壁の世界地図、よくあるヨーロッパ中心の世界地図と違い、太平洋が真ん中にあります。
ヨーロッパ中心主義だと日本は「極東」にあると言われますが、この地図だと極東は南北アメリカ大陸です。












      


相変わらずキンドル中毒が続いています。更新が1日遅れたのも、そのせいです
今読んでいるのは下の本です。





私の大好きな作家ラフィク・シャミ初のミステリ小説です。

「枢機卿の秘密のミッション」というタイトルで、バチカンの枢機卿がシリアで殺され、シリアのキリスト教徒のバルーディ刑事が、ローマから派遣されたマンチーニ刑事とともに犯人(あるいは犯罪組織)を追求する物語です。
中心人物の刑事さんも紋切型ではなく、独裁政権の秘密警察に加え、キリスト教もカトリックばかりでなくシリア正教その他色々、イスラム教もスンニ派、シーア派、アラウィー派など、それにイスラム原理主義のテロリストやイタリアのマフィア等々、複雑な要素が絡んで、面白いです。まだ前半を読んでいるところなので、何とか我慢して中断し、これを書き終わったらドーッと読む予定です

ラフィク・シャミの日本語訳、色々出ているんですね
どの本も面白いのでお勧めです。特に「夜の語り部」は傑作だと思いますが、ひょっとして絶版
ラフィク・シャミの本は、どれでも面白いです。
ペンネームのラフィクは「同伴者」「友」などの意味があり、「シャミ」はダマスカス(あるいはダマスカスを中心とする地域)を意味します。
ダマスカスの同伴者(あるいは友)という意味ですね。
本に出てくるのは行ったことのある土地だったり、知っている歴史的な人名なども多く、イメージが彷彿として懐かしくなります。
それだけに、終わらない内戦は悲しいです