数日前から現在進行形で山火事が続いています
すぐ近くなら怖いですが、現場は
ニーダーエステライヒ州と
シュタイヤマルク州の境に広がる
ラックス山地です。
火災現場の様子。市街地からも離れていますが、現場周辺には山小屋があります。
縮小したので見にくいですが、明るい緑の線が、飛行機による消火のルートです。
上端(北)がウィーンで、飛行機はドナウ川で水を汲み、現場で散水します。
オーストリアだけでなく、イタリア、ドイツ、スロバキアからも応援の飛行機やヘリコプターが消火に参加。下の飛行機はイタリアからの応援機です。
これはオーストリアのヘリコプター。山火事の現場は消防車が行けない場合が多いので面倒です。
猛暑でも異常乾燥でもない秋なので、既に何らかの失火と推定されています。
オーストリア固有種のリンドウが自生しています。
ラックス山地の地獄谷と呼ばれる谷間。早く山火事が完全に消火されますように
今年も
夏時間から冬時間への切り替えがありました
(10月最後の週末に1時間進めてあった時計の針を1時間戻す)
全体的に不評なのにもかかわらず「進める・戻す」を続けているのは、ひょっとしたらコンピューターなどが夏時間設定になっていて、変更するのが面倒で経費がかかるせいかも・・・
オーストリアで夏の頃には二桁に減少していた毎日のCovid-19新規感染数が再び増加し続け、ここ数日は5000を上回っています。ちょっと見たところでは、誰もが指定の場所ではマスクをしているのに、一体どこで誰が感染しているのか不思議