みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
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ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

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上下左右?

2021-11-19 | ことば


「ことば」カテゴリーが続いているついでに・・・
この画像も当ボログに多い「にぎやかし」でございます





言語の間を行き来していると色々な問題があります。文字の違い、同じアルファベット圏でも国ごとの発音の違いなど・・・

家族や親戚を表す単語も言語ごとに色々です。
中国では伝統的に「長幼の序」が極めて重視されるので、その流れをくむ日本語でも兄・姉と弟・妹しかありません。
私の知る限りのヨーロッパ語では長幼は、あまり重要でなく「同じ両親の子♂」と「同じ両親の子♀」で、異母・異父兄弟姉妹の場合は半分(ハーフ、ハルプ、デミなど)を付けるだけで、とにかく「長幼の序」はありません。

アラビア語でも兄弟姉妹の「長幼」は全く関係ありませんが、伯父伯母・叔父叔母が父方か母方かによって呼称が違います。
横着してアラビア文字の表記は省略
父方の伯父伯母・叔父叔母はアームとアーマ
母方の伯父伯母・叔父叔母はハールとハーラ
ちょっとググったところでは、ペルシャ語の場合も父方か母方かの区別があり、長幼は関係ありません。
中央アジアの諸国ではどうなのか 
根気よく調べれば判るかも知れませんが、今回は省略

こういう家族・親戚に関する単語は、夫々の言語を話す社会の相続制度(跡目や財産など)に関係があるのだろうと思います。

家族親族関係がはっきり分かっている場合は問題ありませんが、そうでない場合、日本語訳に困ることがありますね。そういう場合、最近は「兄弟」「姉妹」と表記しているのを良く見かけます。
おじさん・おばさんになってくると「伯父叔父」や「伯母叔母」という表記は、ちょっと無理があるような



教えて!goo親族の呼称が紹介されています。
このベストアンサーにリンクされている3ヵ国語比較も詳しいです。