みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

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通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

ユダヤ人の強み

2021-11-10 | その他

落第画学生の後、補足説明をしようと思いつつ忘れていましたので、慌てて追記


「我が闘争」の著者ジョージ・タボリ





タボリのドタバタ喜劇「我が闘争」では、ショロモ・ヘルツルというユダヤ人がヒトラーを育て上げたことになります。
反ユダヤ主義では、救世主であるキリストを殺したのはユダヤ人であるというのが、ユダヤ人攻撃の重要な理由となっています。
以上の文脈からは「ヒトラーが登場したのもユダヤ人のせいだ」という解釈もでき、これも反ユダヤ主義だと批判されかねません。著者がユダヤ人でなければ、そういう非難が沸騰する可能性があります。が、著者がユダヤ人なので「変なユダヤ人」程度の陰口で済むわけです。



ついでに、他の演出でのミッツィさん(縫いぐるみ)




ニワトリのミッツィさんに「紋切型のユダヤ髭」が生えているのも細かい演出のひとつなのでしょう



もうひとり「ユダヤ人の強み」を利用したのがブルーノ・クライスキーです。





クライスキーは中東紛争の激しい中でも積極的な親アラブ外交を推し進めました。これも彼がユダヤ人だったからできたことだと言われます。OPEC本部がウィーンにあるのも、クライスキーの親アラブ外交の遺産と言えるでしょう。


更についでに、「ユダヤ人の救世主殺し」という反ユダヤ主義に対しては、アモス・オズが反論を行っています。ユダの信仰
私もアモス・オズの分析に賛成です。