みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

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勇敢なカマド

2021-11-16 | ことば

竈(カマド)は火を燃やして煮炊きする場所ですね
それが「勇敢」とは・・・ これは、とても日本語な話題です


これはドイツ語Wikiに載っていた薪カマドです。ドイツ語Wikiに色々なカマドの写真があります





カマド(現代ではコンロ)はドイツ語でHerd。英雄はHeld。
RとLの違いがあるのですが日本語にはRとLの違いが無いので、発音をカタカナ表記すると両方とも「ヘルト」です

ついでに・・・日本語Wikiの「コンロ」を見たら、ドイツ語WikiのHerdに出てきた写真がありました。
ところが「コンロ」からドイツ語Wikiをクリックするとカマド(Herd)ではなく暖房(Heizung)に繋がります。変ですね

本題に戻って・・・「日本語発音」では「勇敢なカマド」とか「良く煮える英雄」なんてことになるのです

もう何年も前、和英辞典の編纂を手伝っていたころ、ある時この辞典の編纂者であるウィーン工科大学の先生が「日本人がLとRの区別をしないのは杜撰である。何か特別の文字を作るべきではないか」と仰るので「そうですね。同じ問題はヨーロッパにもありますね。フランス人とイタリア人はHが発音できないし、スペイン語ではBとVが同じ発音です。探せば他にも同じような問題がみつかるかも知れません」と申し上げたところ、その後「日本語のLとR」の話は立ち消えとなりました。

大分以前に、このボログで書きましたが、フランス人やイタリア人は昭和天皇の名前「裕仁」が発音できず「イロイト」と言っていました

言葉と発音の問題は面白かったり困ったり。
チェコ語の「Rにハチェック」はRとZを同時に発音するという外国人には至難の音
その点、ドイツ語や英語をマスターしているフランス人、イタリア人はHを発音していますから、H欠乏症は軽症なのでしょう。



      



山火事の最後にちょこっと触れましたが、オーストリアにおける毎日のCovid-19新規感染数が引き続き急上昇、遂に15日からワクチン未接種者を対象とするロックダウンが始まりました。
YAHOOニュース

首都であり特別州のウィーンの人口が一番多いのですが、ニーダーエスタライヒ州ーバーエスタライヒ州の新規感染数の方が多いのです


オーバーエスタライヒ州では、下の看板を出してワクチン接種を呼びかけています。




大雑把に訳せば「ワクチン接種は勝利だ」
その下のブルーの行は「ワクチンは、あなたの勝利でありオーバーエスタライヒの勝利だ」となっています。

ワクチンも大切ですが、Covid-19に罹患しても必ず治癒する特効薬ができて安価で入手できるようになれば、ロックダウンなんて全く不要になります。
特効薬よ早く来い