みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

幼児販売

2012-02-08 | かりいぬ

エッ!?と驚くタイトルにしてみました。

「仔犬販売」なのですが、まだ小さすぎる仔犬を販売するのは幼児販売と同じことです。

随分前に、このボログにアップしたセンセーショナルな写真を、もう一度(あるいは初めて)ご覧ください。
人間の子供だとショッキングな事態であることが一目瞭然ですが、いたいけな仔犬ちゃん、仔猫ちゃんを道端で販売するとしたら、写真と同じことです。

私が定期的にカンパしている動物保護団体でも、注意を呼びかけています。

赤字で大きく「ご用心!」


何に「ご用心」なのかと言うと、まだ動物愛護法規の極めて不十分な東欧の悪質ブリーダーが、劣悪な条件下で生まれた仔犬たちを、8週齢などよりずっと早くに母犬や兄弟姉妹から引き離し、街道沿いや広場などで、縁日のヒヨコのように売り出しているからです。

追記:ヨーロッパではマイカーで国境を越えて旅行する人たちが多いのです。そういう街道筋の休憩所にある駐車場の片隅などが「幼児販売」の現場になるようです。ほかにも、規制のいいかげんな国なら、町の広場なども現場になるでしょう。

悪質な「幼児販売」について説明するページ


こういう「幼児」たちは、予防注射も駆虫薬投与も獣医の健康診断もなしで売られます。その分安いわけですから、値段につられて安易に買ったり、あるいは善意から「1匹だけでも助けてやろう」と買う人もあるそうです。しかし病気になりやすかったり、社会性が身につかなかったり、後から問題が起こります。いずれにしても、買う人がいるうちは悪質ブリーダーは「幼児販売」を続けるので

道端で商売する悪質ブリーダーから仔犬を買うのはやめましょう
取り締まり強化を求め、悪質ブリーダーをなくしましょう

と呼びかけています。


この保護団体はワンニャンだけでなく、他の小動物や家畜、野生動物も対象に多くの保護プロジェクトを実施しています。


ガチョウさんやウサギさんのプロジェクトも


以下は、このページの概略

羽根布団やダウンジャケットに使われるガチョウさんの羽毛は、生きたガチョウさんから直接むしりとられるのです。他に幾らでも品質の良い代替品があるので、生きたガチョウさんからの羽毛むしりを止めさせましょう。

可愛いウサギさんも、悪質業者のところでは、何頭も一緒に小さな檻に押し込まれて辛い暮らしをしています。全ヨーロッパ一律の保護法規を確立して、檻に閉じ込められた不幸なウサギさんをなくしましょう。



更に、この団体は各国の野生動物保護プロジェクトも実施しています。

ルーマニア・ドナウ・デルタの野生馬保護


ここでは、貴重な野草保護者と野生馬保護者の間に食い違いが生じています。この保護団体では、野生馬が増えすぎて貴重な野草が食べつくされたりしないよう、適度の去勢手術実施によって、野生馬の数を安定した状態に保つプロジェクトを実施しているのです。


私の今年度の「カンパ証」です



以前の記事
よつあし2011
よつあし




            


 「動物愛護票」運動キャンペーン 

「動物愛護法改正で8週齢規制の実現を阻む政党、議員には
投票しません」という声を送りましょう。



詳しくは「ジュルのしっぽ」さんの最新記事をご覧ください



     


ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ


必ず身に着けて歩くという方は、下をクリックして申し込み方法をご覧ください。
NO NUKES NECO project
色々な脱原発バッジがあります




歴史主義建築

2012-02-06 | そこらへん

何回か登場している「世紀末」の代表的建築家オットー・ワーグナー

中期から晩年に独自のユーゲントシュティルを確立したワーグナーですが

出発点は歴史主義建築でした。その1例が大学の近くにあります。


昔、防衛用の城壁で囲まれていた本来の旧市街の外ですが、行政区・区分では一応この辺まで旧市街(ウィーン1区)に含まれています。



1888年建設:市電停留所から見たところ


正面両脇のニッチ(壁のくぼみ)に人物像

ピンボケ写真をトリミングしたので、ますますピンボケ

右奥の外壁が黒ずんでいますね。以前は全体が黒く煤けていたのですが、数年前から正面外壁と向こう側面外壁のみお掃除されて、きれいになりました。こっちの側壁までお掃除する予算が無かったのでしょうか

ファサード壁面の装飾


コーナーを飾る楯



ワーグナー建築が出てくる以前の記事
好きな駅
病院の教会(ユーゲントシュティル建築の傑作)
くっこりさん(下の方にワーグナーのパビリオン写真)



            


 「動物愛護票」運動キャンペーン 

「動物愛護法改正で8週齢規制の実現を阻む政党、議員には
投票しません」という声を送りましょう。



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寒さしのぎ

2012-02-04 | その他

1年の一番暗い時期をアドヴェント(クリスマス前の4週間)と
1月6日三聖王の日までのクリスマス・シーズンで乗り切った地元民は
更に続く寒い時期を、舞踏会でしのぎます


ウィーン・フィル舞踏会

今年の動画が見つからず去年のものです

会場はもちろん楽友協会大ホール

以前の記事
金箔のホール


ホーフブルク王宮の法曹家舞踏会

これも最新版見つからず2009年のもの


同じ地元民でも「しのぎ方」色々
プラーターのディスコ



 えー、私は、どれも行ったことありません 




            


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西洋漫画

2012-02-02 | おきにいり

ヨーロッパの「漫画」は1コマから数ページまでの風刺漫画が主流です。

最近は日本の漫画文化の影響もあってか、ストーリー漫画も増えつつあるようです。

私の「おきにいり」は、やっぱり1コマから数ページの風刺・ギャグ漫画です。


ハンス・トラクスラー「フロイトの危機」


この漫画で槍玉に挙げられているのは、フロイトのほか、エカチェリーナ女帝アレクサンドル2世ニュートンヴィクトリア朝時代の植民地主義者、シュヴァイツァーマグリットル・コルビュジエローレンツなど(数人省略)。

中の1ページ:ウサギに追いかけられるル・コルビュジエ


ル・コルビュジエが提唱したモダンな住宅ビルが
実はウサギ小屋みたいなものだった、という風刺らしい


カートン・クラシックス

アメリカとヨーロッパ数ヵ国の著名な漫画家の作品集


プランチュ「税関吏の逃亡」


プランチュは名高い「ルモンド」紙の風刺漫画家です。
「税関吏の逃亡」とは、ヨーロッパ諸国の統合が進みつつある、という意味でしょう。
サッチャーミッテランの丁々発止のケンカも、面白おかしく描かれています。


パウル・フローラ「喰っていけない職業」

完全な語呂合わせ1コマ漫画集

ドイツ語が分からないと全然笑えませんが、分かれば抱腹絶倒の内容。
表紙を飾っているのは「バウエルンビュンドラー」。
バウエルンブントは本来は農民組合で、バウエルンビュンドラーは組合員。
でもビュンデルンには「束ねる」という意味もあるので
ここでは「農民を束ねる人」。この職業では収入は無いでしょう


漫画家略歴はネットに日本語の記載がないので省略しました。



 今日の蛇足
ヨッホホイのヨッホホ」で知られるシベリア寒気団がヨーロッパに出張ってきまして、都市部でも最低気温マイナス10度以下、日中も氷点下の日が暫く続きそうです



            


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ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ


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