上野公園にある奏楽堂のあたりが広々とした感じになっているのでいてみた。
明治23年に建てられ昭和62年に移築されたものの建てられた当時の雰囲気が保たれている。
今も演奏会が開かれているホールのカーテンレールは木で作られていた。
舞台もイスも小さいけど暖かいムードの演奏会が開かれているのだと思う。
演奏会が開かれてないときは展示物を見られる。
先日知り合いからインターネットでの音楽のコンテストに出場したから投票してとの依頼があった。
開いてみるとロック、演歌、フォークソングいろんなジャンルの人達が多数エントリーしている。
いろんな人が音楽を楽しんでいるが、奏楽堂の展示物を見ていると明治になり西洋音楽を取り入れるまではいま巷に流れている音楽はなかったと当たり前の事を思いついた。
小さな奏楽堂だが今、大勢の人が楽しんでいる音楽がここから始まったと思うと、移築されたとはいえ元の場所に近く、いまだに元の状態で演奏会が開かれる運動をし守った人達のことを忘れてはいけないと思った。
夜近くを通ると演奏会が開かれているのでしょう灯りがついている奏楽堂は西洋のおとぎ話に出てくる建物のようなムードです。
(写真はクリックすると大きくなります)