二又の流木を2本あわせて四方見の立体にし般若心経206文字を梵字で書きました。
おそらく2本の流木は大きな木の枝だったのでしょう。
海に漂っているうちに2本とも60センチの長さにちぎれ皮もはがれ縦に裂け目が数本できています。
その目に沿って梵字を書き同じ長さですが太さが違うので字の大きさを変えました。
この流木は2005年三宅島に行ったとき採集してきました。
2000年の噴火から5年目にやっと帰島できた年です。
飛行機の飛んでない飛行場の近くにある海岸でイッパイ打ちあがっている流木の中から選んだものです。
最低3箇所止まるところがあると立体になります。
一箇所滑らないでしっかり止まるように式根島のコーガ石とセメントで流木の一部を固定しました。
(写真はクイックすると大きくなります)