夏帰省すると母は手作りの干しえびをいつもお土産に持たせてくれた。
年老いた為かここ数年作ってないらしい。
金生町に帰ったばかしで2Fの生活の場と1Fの仕事場作りで忙しいのに作ってくれという。
土用の暑い今えびは一番大きくなるのだそうな。
それに今が皮も硬く乾いたのをむきながら食べれるとか、チョット塩をふり、からいりして乾かすと一日目から美味しくたべられるとか言ってくる。
それでは作ってみると言ったら、11時ごろスーパーへ行くと今日のが買えるが早すぎると買えないとか今までの経験を細かく教えてくれるので失敗はない。
11時ごろスーパーへ行くと本当に今日入荷したのが積み上げられていた。
塩を一つまみ入れてからいりし干す干しえび作りには暑い今が最高だ。
2日目にはからからになったので母のとこへ持っていった。
次の日塩味が足りないと言ってきた。
私は美味しいと思うのに母が長年食べた塩味とは違っていたようだ。
それに2日で乾くのも塩が足りないからとも言っていた。
母の時代は土地の食べ物を旬のとき一番美味しい方法で食べた時代だ。
作れなくなっても舌が味を覚えていて体が食べたくなるみたいだ。
再度母の味に挑戦してみる。
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