清里で開いていた野外教室ではまず野辺山駅に降り立った。
そこから作業場である清里学校寮区にある竹早山荘まで歩いて行く途中に無人の野菜売り場がありめいめいが好きな野菜を買うのがいつの頃やら恒例になった。
それらの野菜はまず途中で食べる昼食のおかずになる。
ニンジン、ピーマン、キャベツほとんどのものが生食可能だ。
もぎたてトウモロコシが濃厚で美味しいのはそのとき発見した。
さんざん作品作りに使った後は立派なお土産になるのであれやこれやと始めに買うのがとても楽しい。
しまなみ街道にあるみちの駅では野菜果物をはじめ海産物と品物がとても豊富だ。
”ハサミ一丁を持って素材は現地調達”のうたい文句だったがいまや野菜を抜きでは野外教室も始まらなくなった。
この建物はみかん畑の中に立っているので農具入れだと思うが自然と同化してやさしげでキレイだ。
良い具合に錆びた机の上に途中で拾ったワイヤーをベースにして野菜たちを並べてみた。
チョット心に響いた風景の中に自分のものをそっと置いただけでも自分の作品だと勝手に思って楽しんでいる。
鵜島は島中が自分の作品になりそうな場所だ。
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