山小屋を作ったころ植えた梅が2本ある。
植えて40年以上になるだろう。
実が沢山なって良い年頃なのに回りに雑木が多いため日当たりが悪いのかあまりならないが20数個採れた。
数が少ない為か実は大きい。
酢に漬けて焼酎に漬けて梅干用に塩に漬けた。
少しづつだが一年中自家製の梅を楽しめる。
外から2周目は梅ではなく極小ジャガイモだ。
少し大きいのも出来たが買った種芋より収穫は少なかった。
去年は日照りで出来なかったと思ったが今年はどうして出来なかったのかはわからない。
あまり繁ってない葉が黄色くなり始めたので急いで収穫した。
去年食べる為かった小さいイモや掘り起こすのを忘れていたイモから出た葉は大きく繁り花まで可憐に咲いている。
もしかしてこちらのジャガイモのほうが豊作かもわからない。
種芋はしっかり耕して植えたが他は勝手に生えたか穴を掘って埋めただけだ。
たまたま”土と文明史”デビット・モンゴメリー著を読んだら有史以前から土の間違った取り扱いでいかに人間生活が不利になったか延々と書いた後で不起耕農法が有利だと書いていた。
野菜を植え始めてもうすぐ2年・・
元気に育つヨモギ、スギナ、ドクダミも草茶に出来るしミヨウガ、フキ、ミツバも重宝する。
迷わないで不起耕農法で行こうと再度決心できてよかった。
梅、ジャガイモの下に敷いているのは特大クワの葉で大きいのは縦横25センチもあった。
山小屋へ行く道端にある大木で去年も同じく草茶用に採集した。
蚕はクワの葉食べて絹の元を作ると思うと特別体にいい気持ちになる。
採集も帰っての処理も楽しいが一日がアッという間に過ぎていく。
この日はマダケのタケノコまで採れて大忙しだった。
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