東京へ送る野草を採集に翠波高原から堀切峠へ通じる法皇スカイラインを走った。
去年は翠波高原ではチラホラコスモスも咲いていた。
今回はおどろいた。
コスモスがない。
よーく見るとかすかに芽吹いているので安心した。
翠波高原はコスモスで売り出した。
去年木道が尽きるあたりでアカマツの大木が枯れかかっていたのが切り株になっていた。
伊予三島、川之江、土居が合併して四国中央市になった。 翠波高原は伊予三島市に属していた。 伊予三島市は公園を作るとフェニックスやバラをうえ、観光地を作るとコスモスや菜の花を植える。 川之江市の城山公園は昔からの植物や歴史を大事にしての公園つくりをする。 今回菜の花畑だった場所が”みつまたの里”と看板が立てられミツマタの苗が植えられていた。 四国中央市は紙の町だ。 華やかではないが菜の花より四国中央市としてはピッタシくる花だ。 合併しての良い効果が現れたようだ。 私はミツマタの花がすきなのもあるがうれしい。 
植物がイッパイなのに不思議な魅力の鵜島に惑わされてか箸置きの材料調達を忘れていた。
それにギリギリまで鵜島に滞在したので宿へ着いたのは６時過ぎ・・
エネルギーは使い果たしているし宿の周りには草なぞない。
幸い宿へのお土産に持ち帰ったアザミはある。
昨夜の箸置きを解体したのとアザミで作ることにした。
私はあざみの水揚げのとき茎を長めに切って皮を剥いだエノキに突き刺したのにアザミの花をおいた。
妹のきんかんはエノキの皮と鵜島で拾ってきた貝、観葉植物の葉とアザミの茎にアザミの花を置いた。
宿の人達は興味を持って次々とやって来てくれる。
”もし私がお客なら箸置きに花一輪添えてくれているとうれしいだろうな”と言ってた人もいた。
去年はよもぎさんの作ったウイキョウを使った箸置きに興味を示してくれた。
宿舎になる宿の人達が好意的で私達がやっていることに興味を示してくれるのはとてもありがたい。
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