わに祭主催者からは参加型の作品を作って欲しいと言われていたがあまり興味がわかなかったのに濡れていると黒いが乾くとグレーになるクマノミガイで思いついた。
濡れると色が変わる場所にクマノミガイを並べ希望者に水をかけてもらうイベントだ。
幸いカボチャ龍親子が納まっている子宮小屋の前はカラカラに乾いた木のステージだ。
周りに生えている竹を切ってきて半分ぐらいの長さの上部をカットし、水をかければ色が変わるクマノミガイやメタセコイヤの実を入れた。
あまりの炎天下に2~3日すると竹の切った部分がちじまり貝が取り出せなくなった。
一応竹の部分は龍の角やひげをイメージして作り乾いた板や貝、木の実に水をかけることで龍の胴体を書いたり迫力を出したりしようと思ったのに急のどしゃ降りの夕立でアウト・・・
それに竹はカボチャ龍親子を燃やすことによって昇天させる火にするつもりだったのにたっぷりと雨に濡れてしまった。
夢の国にはたくさん栗の木が生えている。
以前住んでいた人達が食料にする為植えたのだろう。
たくさん実がついていたので見えぬくい場所の実を採り作品に組み込んだ。
私はきずかなかったが山暮らしが長いもみじさんは炭焼き窯跡があるといっていた。
今は杉林になっているが少し平たくなっている場所は畑だったとも言っていた。
生きる糧を得るため急斜面を利用した生活の場だったのだろう。
つづく
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